大きな子供

子供の頃。

無邪気に駆け回ったあの頃。

なんにも『見えなかった』。

なんにも『聴こえなかった』。

なんにも『知らなかった』。

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人は皆、生き続ければ大人になる。

それを喜ぶ人、嫌がる人、考える人。

たくさんいると思う。

それを考える時期が来る速さは人によって違う。

5歳からの人もいれば、大人になってからの人もいる。どちらでもいいと思う。

私は、今13歳。中１が終わる頃。

将来について考え始めた頃。

ふと、保育所が目に留まった。

3歳児が無邪気に駆け回っていた。

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私にもあったな。

なんにも知らず、無邪気な頃が。

全てを信じられたあの頃が。

いつからだったけな。

なんにも信じられなくて、色々『聴こえて』『見え』はじめたのは。

笑えなくて。

苦しくて。

全てを拒否しはじめたのは、

いつだったけな。

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大人になるってこんな事なの？

自分を殺しはじめる事なの？

『好き』を『殺』する事なの？

違う。そう思いたい。

だって、大人はみんな笑ってるもん。

『好き』を『殺』してないもん。

『好き』を『愛する』にしているもん。

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ある人の言葉を思い出した。

『何事も経験』と。

経験して、色々『見て』、『聴いて』、

いつか、かっこいい【大きな子供】になるんだよ。って。

今はその人の顔すら思い出せないけど、

『大人』とは何か。『大人』になるってどんなことか。教えてくれた人のような気がする。

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色々『見えて』、色々『聴こえて』きたのは

少し、大きな子供に近づいたって事なのかな。

もし、いつか大きな子供に必ずなってしまうなら。

かっこいい『大きな子供』になっていたいな。

ずっと笑えている『大きな子供』になりたいな。

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【あとがき】

はじめまして！ょぁです！

誰しもいつしか大人になる。

それがどんな大人になるかは別として。

どこを大人とするかを別として。

わかると思いますが、

大きな子供＝大人

です。

子供のように好きを愛している大人。

とっても大きな子供みたい。

だから僕もいつか『かっこいい大きな子供』になりたいな。