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仮の宿

((じゃあ、一緒に帰るどす。旦那はん、いや旦はん))



「「どこへ?それより旦はん?しかも♥マーク?」」



 都と由梨が初めてハモった。質問しながらもすでに家の方に足は向かっていた。



 別に回答を聞くまでもないことは明白。帰路は無論3人である。ベッドはひとつ。



 すでに閻魔女王、由梨+桃羅とオレで4人。5人となるとどうするんだろう?とか考えてるうちに無事帰宅。



 女王が出迎えに来る?そんなはずもなく、部屋に戻ったら、やはりいた。ポテチをかじっていた。



「お帰り。ひとり増えたのね。これ以上増えると困るよね。をねゐさんは霊界に戻るよ。仕事も溜まっているし。」



 閻魔女王は一言だけでその場から消えた。これで差し引きゼロ。ホッとした。いやそんな問題ではないような。



((ここが旦はんの部屋どすか?))



「そうだ。狭くて悪いな。」



 絵里華人形と本体は共々部屋を興味津々で見回している。



(ここはうちと旦はんとの愛の巣。なんとしてもふたりだけにしたいどす。それにはこの由梨はんが邪魔。どうしたものかどす。)



 思考を巡らす絵里華。



「ここはセレブの仮の宿よ。」



 いきなり、会話に由梨が介入してきた。


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