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始まりの始まり
俺、佐藤 圭一はどこにでもいる平凡な高校生だった。毎日同じ電車に乗り、学校に通う、何もない退屈な毎日が俺の日常だった。その日も、俺はいつもの様に帰ろうとしていると後ろから「一緒に帰ろ!」と声をかけられた、振り向くと幼馴染の戸崎 玲香だった。俺は「部活あるだろ」と素っ気なく返したが、保育園の頃からの片思い中である。当然嬉しかったのだが、恥ずかしくて逃げてしまった。
そのことを後悔して、くよくよしてたのだが気分ばらしに走って帰ることにしたんだ。そして、俺は慣れない道を走って帰っていた。すると急に轟音が轟き、視界が真っ赤に染まった。俺は自動車に撥ねられたらしい、遠のく意識の中、俺はもっと生きたかった…と呟いていた。
??? 「この魂の輝きなら、あの世界を救えるのかもしれない」