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鬼嫁! 呉葉さん!  作者: /黒
第二十三章
978/1022

《第980話》『じゃ〇りこ』

「…………」

「…………」

「あれっ、既に僕らしてるよねぇ!?!?」


 妾のターン。夜貴からいいツッコミ入った。シリアス場面を破壊力抜群の愛の力で粉砕してやった。


「あんまりにも真に迫った告白されたものだから、一瞬『えっ』て思っちゃったじゃないか!?」

「はははははっ! 鏡を見て毎日決め顔の練習をしていたかいがあったというものだ!」

「んなことしてたの!? もうすでに結婚してるのに!?」

「イエス、ザッツライト!」


 真顔でサムズアップを決めてやると、夜貴は呆れた顔で見返して来た。そう言う反応が返ってくるから、こう言う事はやめられない。止まらない。


「んー、やはりじゃが〇こ」

「脈絡なく何言いだしたの!?」

「今の妾の心境」

「心の声もしっかり口に出して!?」

「そこまで読めて、何故そこに至る過程が読めんのだぁ!?」

「えっ、僕が悪いの!?」

「悪いぞ」

「迷いなく返された――っ」

「それはそうだろう」


 だって、と。妾は、再び夜貴を見据える。


「こんな楽しい時間を、お前は終わらせてしまおうとしているのだからな」

「…………」


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