表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
鬼嫁! 呉葉さん!  作者: /黒
第二十二章
767/1022

《第766話》『神戸牛です』

「夜貴! ヤバい!」

「今日はどったの!?」

「肉! 肉が!」


 なんだろう。蟹のお次は、お高い霜降り肉でも送られてきたのだろうか。

 ありえない話ではない。嘘か誠か、牧場を経営している知り合いもいるらしいし。

 今更肉がたくさん送られてくるくらい、別に驚きは――、


「肉が! 牛5頭!」


 ――前言撤回。ものすごく驚いた。


「なんで!? 牛!? どゆこと!?」

「聞かれたところで分かることと分からないことがある! と言うか宅配車両によく乗せられたな!」

「えっ、牧場用車両とかじゃなくて?」

「ク〇ネコヤマト!」

「――運ぶんだ」


※多分運んでくれないので真に受けないようおねがいします。


「ンモ~」

「さて、そう言うわけなのだが――」

「ンモ~」

「ンモ~」

「生きたままのこいつら、一体どうしたらいいと思う?」

「ンモ~」

「ンモ~」

「そ、そうだね――」


 牛たちの注目を集めつつ、僕は少しの間思考する。


「然るべき場所で、やっぱり解体――」

「「「「「ンモ~!!」」」」」

「ああっ!? 牛共が逃げたぞ!!」

「このままじゃご近所さんに多大なるご迷惑がッ!?」


 ――その後、牛たちは何とか捕獲されました。おいしかったです。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ