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鬼嫁! 呉葉さん!  作者: /黒
第二十一章
717/1022

《第716話》『使い慣れない口調』

仲良くなる第一歩! 出だしはまずまず、と言ったところだろうか?

OK、どんどんこの調子で行こう! 1000年の月日で得た最強のコミュ力を、今こそ発揮するとき! まだ丁寧口調に慣れんけど!


「趣味は何デスカ!」

「えっ、趣味!?」

「私はテレビゲームでス!」

「えっ、えっ、えっ、」

「なるほど、絵ですカ!」

「え、あ? ち、違います!」

「ちなみに、私は完全に見る専門ですがネ! あなたがどんな絵をお描きになるのか興味津々ですわヨ!」

「何なのこのヒト、ヒトの話聞かない!?」

「と言ったところで、あなたの本当のご趣味ハ!」

「聞いてないようで案外聞いてたっぽい!?」


円滑なコミュニケーションを行うに当たって、緊張を解すなど当然のこと! ――妾は緊張していないのか、だと? ただすこぶる調子に乗っているだけだ!


「え、えっ、と、趣味はーー」

「フムフム!」


「あはは――正直言うと、特にない、かな……?」


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