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鬼嫁! 呉葉さん!  作者: /黒
第十六章
501/1022

《第500話》『折り返し500話!』

「祝い!」

「500話!」


「いやはや、長いようで短かったな。もう1000話まで、折り返し地点に来てしまったぞ。特に目指していると言うわけでもなかったが、こうなると辿り着いてみたくなるな」

「この作品にお付き合いしてくださっている方々、いつもありがとうございます! 本当に1000話までいけるか分からないけど、今しばらくお付き合いいただければ幸いです!」


「――というわけで、一応お祝いめいたモノをしたいところなのだがな」

「あー、そっか――でも、僕何も用意してないよ?」

「妾は、一応打ち上げ花火を用意してきたのだが――」


「だせー! だすのじゃー!」


「なんだかあの花火の玉の中から狐の半妖の声がする!?」

「汚い花火になりそうだが――どうする?」

「やめたげてよぉ!?」


「しかしそうすると、祝いに何をすればいいのか分からん」

「ううん――今から用意するとなると、すぐにできるモノに限られるよね」

「やはり、アレを打ち上げるべきか」


「くらいのじゃー! せまいのじゃー!」


「打ち上げたいの!? ねえ!? そんなに打ち上げたいの!?」

「筒も用意したし、火は妾が出せるじゃろ?」

「理由になってない!?」

「もう辛抱たまらん! 5! 4! 3! 2! 1!」

「――ごめん鳴狐。僕には呉葉を止められそうにない。ああ、天高く……」


「へっ、汚ぇ花火だ」


「え、えっと、では改めまして――今後とも、『鬼嫁! 呉葉さん!』をよろしくお願いします。……あ、落ちてきた」


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