表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
鬼嫁! 呉葉さん!  作者: /黒
第十章
272/1022

《第271話》『全てを覆い隠す闇の衣』

「っ、かくなる上は――ッ」


 強硬手段に出る他ないと感じた妾は、周囲を妖力の渦で包み込んだ。この力の直撃を受けさせるのは――!


「呉葉、何を――!?」

「な、これは、いったい何ですか!?」


 黒き闇の流れへと、夜貴と新人を飲みこむ。おそらく二人は、今頃その意識を底へと沈められているはずだ。


「…………」


 渦巻く闇が晴れ、夜貴と新人は地面に倒れ伏す――、


「く、呉葉ちん――?」

「心配ない。ただ大袈裟に気を失わせただけだ」


 ただ、と――自分の愛する男の安らかな寝顔を見て思う。そして、突如変貌した、いや、こいつにとっては少なくとも最近から急激に変わったわけではないのだろう、と言う予測を巡らせながら、思い悩む。


「――一体、どうしたらいいのやら」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ