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鬼嫁! 呉葉さん!  作者: /黒
第十章
259/1022

《第258話》『オボエテオクノダナ』

「このまま能力を封じていても面白くない。そうは思わぬか?」

「うるさいです、早く解放しなさい――ッ!」

「普通、そう言われてハイソウデスカと従うヤツもおらぬだろうが――ここは特別に、妾の出す問いに答えられたら一発撃たせてやろう」


「な、何言ってるのあのヒトは――?」

「わ、妾に聞かんでくれ!」

「アレは君でしょ!」


「では第一問。パンはパンでも、食べたくないパンはなーんだ」


「んむぅ? この手の問題は、フライパンと答えるモノではないのか?」

「そもそもフライパンは食べ物じゃ――」


「残飯です!」

「見事正解だ! さあ、お得意の爆発を起こして見せよ!」

「言われなくとも――ッ!」


「――って、ホントに撃たせ……」

「ちょっ、まっ、お前――ッ!?」


 ………………………………………………………………………………………………………。


「な、なんで、私が爆発のダメージを受けて――」

「覚えておくのだな。これがマホカンタだ。――一度このセリフ、言ってみたかったのだ」

「くっ、馬鹿にして――ッ!」

「二発目を使いたくば、二問めに答えてもらおうか。クックック」


「――ねぇ呉葉」

「なんだ?」

「なんで幻影の方が反射できて、君はマトモに食らってるのさ?」

「やかましい! そんな目で妾を見るなっ!?」


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