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鬼嫁! 呉葉さん!  作者: /黒
第九章
243/1022

《第242話》『上司が情けないと感じたら。オ○人事、○ー人事』

「侍渺茫! 侍渺茫はおるかえ!?」

「鳴狐様、どうなされたで候!」

「筆と墨を持ってこい、狂鬼姫に宣戦布告じゃあっ!」


「突然どうなされたで候? いつもはわざわざそんなこと――」

「書きたくなったのじゃ! それではいかんかえ?」

「あなたはもう少し行動に計画性を――!」


「なんじゃ、余のやる事に文句があるのかえ?」

「文句でなく、忠告で候! 偶には先代のように思慮深くしていただきたいで候!」

「余が何も考えていないかのように!」

「ではお聞きするで候。果たし状の件、どれくらいの時間を考え、策を練ったかお答えください」

「3分じゃ! 作戦は殴りこんでしばき倒す!」

「猪の方が三十倍はモノを考えて突っ込んでいるで候――ッ!」


「ええいっ、書く! 書くったら書くんじゃあ!」

「はぁ――仕方無い。分かりました、分かりましたで候! だからその火の玉を収めてくださいませ!?」


「ふんっ! それでいいのじゃ、それで。――あ、そうじゃ、侍渺茫」

「今度は何で候?」


「文をしたためる紙も、忘れずに持ってくるのじゃぞ?」


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