表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小っさいおっさん  作者: はじめの一歩
1/15

こいつ…何…?

はじめての投稿です‼︎

拙い文章力ですか楽しんで頂けたら幸いです。

「ぷはぁ〜‼︎」


仕事終わりのサラリーマンか。

と本気で思った。

解放感&自分への労い&明日への憂鬱を合わせ持つ溜息は、出世しあぐねているおっさん社員のそれだ。


もちろん自分の物ではない。


っていうかこいつ誰なんだよ…


机に置いたコースターを座布団代わりに、梅昆布茶を焼酎の如くうまそうに飲むそれは、

少なくとも自分の知る限りの人間ではない。


…と思う。と言うのも、


白の上下スウェットといい、オレンジの腹巻といい、涙○かと突っ込みたくなるような見事な頭といい、どうみても…


「おっさんだよな…普通の…」


いや、でも、だからと言ってこのサイズは人間と呼べるのか。


コースターにのるサイズだぞ?

ってかそのコップどっから持ってきたんだよ

消しゴムサイズのコップとかおもちゃでも見たことねぇよ。

メガネとかそんなサイズよく見つけたな。

あれか?オーダーメイドか。


……いや気にするところはそこじゃない。


この見た目おっさんは、結局何なのか。

新たに発見されたミニサイズの人間なのか?

自分が知らないだけなのか。

昔から、あまりニュースなどを見る質ではないので、

確かに、世間の情報には疎い方なのかもしれない。

色々考えて、やめた。


…ないだろさすがに。


結局、数日前に転がり込んできたこのおっさんのは、

受験を今年に控えた学生には、とことん悩みの種だった。


深くついた溜息を楽しんでいるように

おっさんは

「大丈夫ですかぁー?」

といった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ