序章
抽象的な概念である別の世界は、現代の映画やテレビの作品によく登場します。 異世界の主人公の無敵の能力とユニークなスキルは、私たちが楽しみにし、羨ましいものです。
しかし、現実にあの世にまつわることを話すと、絶対に他人に「中二病だと思って」と思われ、他人や自分自身を恥ずかしがらせることになります。
俺、佐藤実志です、名前を聞いたときは戦国時代の武将かと思ったのですが、実は令和時代に生きたオタクでした。
今年で36歳、固定された仕事、ガールフレンド、独立した個人事務所はなく、不良品と言えます......
いとこの家の部屋に一晩泊まり、仕事もしました...... 小説を書いて出版することもありますし、ビデオをカットすることもありますが、正直なところ、基本的な生活さえできず、いとこの救済金でかろうじて生き延びています。 それに、外出するのが好きじゃない、完全にニットだよ。
アニメやマンガを見るのは好きだけど、自分では描けない。
一度や二度書いた小説が輝いて、自分がとても素晴らしいと感じました。
違う人生を生きたいけど、振り返ってしまう...... でも、足りないものが多い気がします...... しかし、本当に見逃しましたか? それは、正しい道として間違った道をたどり、正しい道と機会を捨てるだけの問題です。
しかし、今この話をしてもほとんど無意味です。
まだ中学1年生の頃、政界に進んで偉大な革命家になろうかと考えましたが、臭い水と汚名のために友人たちからの信頼を失いました。中学2年生の時、漫画家になりたかったんですけど、少し才能はあったものの独りよがりすぎて自分は特別だと思ってしまい、結局笑いものになってしまいました。 中学3年生の時、すでに混乱し、行き場がないと感じ、完全に思考の輪にはまり込んでしまい、自滅とも言えます......
実際。。。。。。 ちょっとした努力で良い大学に入学できるけど、..... それはなくなってしまった、そしてそれについて考えても無駄です。
高校に進学した後、学校では無力で、学年の周りにはありとあらゆる噂話が飛び交い、ただでさえ成績が悪かったことに傷つきました......
今は「輝かしい」ニットとして、自分のものでもない家に家にいて、アニメを見たりゲームをしたりしています。
高校卒業後、半月ほどウェイターとして働こうとしましたが、結局イメージの問題でクビになってしまいました。
この後、両親が交通事故で亡くなりましたが、...... 私は葬式には出席しませんでした。
他の簡単なキャリアを試した後、それらはすべてさまざまな理由で私を追い払いました、そして私にいくつかの問題があるかもしれませんが、...... 結局、諦めてしまいました。
10年ほど前、いとこが親切に引き取ってくれたのですが、その失敗が次第にいとこを退屈させてきました。
彼の家族は、彼と義理の妹、そして10歳の娘の吉田羽の3人しかおらず、私を数えると4人です...... 海岸沿いの小さな町で、一軒の家があり、室内装飾は西洋風で、非常に西洋的です。
実は、私はゴキブリのように幸せに満ちたこの庭に飛び込み、この浄土を汚しました。
要するに、現時点では、家に隠れて、いくつかのショットを撮りながらアニメを見たいだけです。
さて、夜更かしを始めて5日目くらいで、何時だったか覚えていませんが、夜のはずでした。
暗い部屋でパソコンの画面がちらつき、パソコンの隣には、眼鏡をかけ、顎に長い髭を生やしたスケベな男がいた。
10平方メートルにも満たないこの部屋に横たわっていたのは、魚介類の刺激的な匂いと発酵食品の悪臭が辺り一面に漂っていました。 ベッド以外は汚れた紙や服がいたるところにあり、その上には何百冊もの小説や漫画が載せられていて、狭い部屋をさらに汚くしていました。
冷たい掛け布団がさりげなく体に覆われ、掛け布団が一緒に落ち、体は興奮したままでしたが、脳はすでに過負荷で、残ったのは無限の獣のような欲望だけでした。
腹痛がはじけて出てきたが、それでも画面上で非常に○○の動きをしている小さなロリをじっと見つめながら、彼女の右手は冷たい掛け布団の中で激しい「大戦」を戦っていた。
それを見ていると、まぶたが少しずつ垂れ下がり、脳は少しずつ意識を失い、熱心に働いていた右手は徐々に制御不能になり、その場で倒れました。
「クーソ」
彼はうめき声を上げ、徐々に目を閉じました......
あぁ......
綺麗な女の子が僕と交流してくれたらいいのに...... ねえ。。。。。。 頭はそう思っていますが、体が最後まで同行するつもりがないことは明らかです。
「緊急通報、緊急通報、○○○○6.0以上の地震が来ます。30秒、29、28.......以内に速やかに避難してください」 リビングのテレビが無理やりつけられ、カウントダウンの音が部屋に入ってきた。
「羽! 急いで、地震が発生! ”
いとこの声...... 地震。 冗談ですが、私たちの町ではほぼ15年間地震が発生していません。
「お父さん、おじさんはまだ家にいるよ」
羽ちゃんのかわいい声、ハハハ、まだ私のことを気にかけてくれます。 あ......あー、もしかしたら地震があったのかもしれません...... それは起きる方が良いです。
私は自分の巨大な体を支えるのに苦労し、しぶしぶ起き上がりました。
きしむ音を立ててドアが開き、廊下の光が強い黒い影を反射した、それは私のいとこでした。
「お前ら、真夜中に一晩中何するよ......」
「走りたければ走ればいい。走らないなら忘れればいい」 彼は私の言葉を遮り、ゴミのように私を見下ろし、この冷たい言葉を残して背を向けました。
羽ちゃんは心配そうに私を待っているかのように、ドアのところに立っていました。 立ち上がるしかなかった。
体の骨がバラバラになりそうなほど軋み、数日間立ち上がっていなかった体が痛かったが、シャオ・ユーの不安そうな様子を見て、私はスピードを上げなければならなかった。
「おじさん......速くね」
彼女は私の手を取り、私は小走りにならなければなりませんでした。
彼が居間から出る前に、床が激しく揺れ始めました。
本当に地震だ!
