第4話「俺の新しい家」
物語の続きを考えるのに結構時間がかかって投稿遅くなっちゃいました
「俺の新しい家」
「おぉ!村だ!」
あれからしばらく歩いていると30分ほどで村を見つけた。この世界でも人が生活しているのが実感できて、なんとなく安心した。けど見つかると多分殺されるだろうしあまり近づかないようにしないとな。
そうなると村から近すぎず遠すぎない距離で拠点になりそうな場所を探さないとな。
「邪魔だな、この草」
人に見つからないために草むらを掻き分けながら進んでいるがなかなか草むらを抜けられない、しかも辺りが暗くなってきやがった。
「やっと抜けれた!…なんだあれ?洞穴か?」
やっと草むらを抜けると目の前に洞穴を見つけた。
「なんか怖いけど、暗くなってきたしな。とりあえず入ってみるか」
辺りも暗くなってきていたので洞穴の中にモンスターはいないと信じて入ってみよう。
モンスターがいないか恐る恐る中を覗いてみたが、
良かった〜、何もいない。それにしてもこの洞穴、そこそこの広さがあって、風も防げるしここを拠点として使えるんじゃないか?
「よし!ここを拠点にしよう!」
俺はここを拠点にしばらく生活していくことに決めて洞穴の奥の方へと入っていった。
「なんだか眠くなってきたなぁ」
洞穴の奥で寝転がると、この世界に来てから常にあったどこから敵が出でくるかわからない緊張感から解放されたのか眠気が一気に襲ってきた。
「ふぁ〜。もう寝るか」
こうして陵の激動の1日が終わった。
次回第5話「陵のいない世界」
次は陵の親友の堂本 秋の視点で書きたいと思います。