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200文字小説集

胸弾ませて(200文字小説)

作者: 日下部良介

 4月1日。今日から社会人。胸弾ませて入社式に出席した。

 緊張したけれど、社会人としての実感がわいてきた。


 翌日。4月2日。

 出社すると、周りがなぜかよそよそしい。

「あの、僕の席は?」

「あれ?お前、なんで居るの?」

「昨日、入社式に…」

「ああ!あれ、ウソだから」

「はい?」

「うちの会社、毎年4月1日は試験に落ちた奴を集めてウソの入社式をやるんだ」

「えっ!」

「趣味悪いよな。で、お前、それを真に受けちゃったの?」





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― 新着の感想 ―
[一言] 素直に面白い! 苺大福を齧ったつもりが中に苺が入ってなかった!って感じ(*´˘`*)♡ 久しぶりに素直に笑えた! ありがとー!
2015/04/02 18:53 退会済み
管理
[一言] 拝読しました。 「出席」が「主席」になっていますよ。「酒席」でなくてよかったですけど。
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