胸弾ませて(200文字小説)
4月1日。今日から社会人。胸弾ませて入社式に出席した。
緊張したけれど、社会人としての実感がわいてきた。
翌日。4月2日。
出社すると、周りがなぜかよそよそしい。
「あの、僕の席は?」
「あれ?お前、なんで居るの?」
「昨日、入社式に…」
「ああ!あれ、ウソだから」
「はい?」
「うちの会社、毎年4月1日は試験に落ちた奴を集めてウソの入社式をやるんだ」
「えっ!」
「趣味悪いよな。で、お前、それを真に受けちゃったの?」
4月1日。今日から社会人。胸弾ませて入社式に出席した。
緊張したけれど、社会人としての実感がわいてきた。
翌日。4月2日。
出社すると、周りがなぜかよそよそしい。
「あの、僕の席は?」
「あれ?お前、なんで居るの?」
「昨日、入社式に…」
「ああ!あれ、ウソだから」
「はい?」
「うちの会社、毎年4月1日は試験に落ちた奴を集めてウソの入社式をやるんだ」
「えっ!」
「趣味悪いよな。で、お前、それを真に受けちゃったの?」
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