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第八話 累積

「ちょっとヤンキー

 こっち寄ってくんない?」

チヤが世良を引っ張る

「ほらヒカル君もこっちこーい」

ヒカルもまた引っ張られる


スマホの中に3人が犇めく

世良は眉をしかめながら

ヒカルは力なくチヤの言うとおりに

笑顔が引きつる

チヤはご機嫌に前髪を整える


ーはいチーズ!

「こーゆーのが青春になるんだよね!

 わかるかー?男子ぃ」


無邪気に笑うチヤ

おもちゃを捨てるように管理システムを

消し去るチヤ

どちらが本物のなのだろう

ヒカルはチヤに可愛さ以上の狂気も

感じた


無機質で遠慮のない力がヒカルの

髪をクシャクシャにする

「どっちもアイツで

 どっちもアイツじゃねぇ

 ただアイツはずっとそうやってきた」


ヒカルは世良が何言ってるのかわからない


ーのが答えなんだと思う

答えだった

そういう存在なのだろう



ノイズー

「ずるいなぁ俺」


「本当にずるい…」

深淵の残骸の中に

絶望が注ぎ込まれた器は

ゆっくり動き満たされた絶望を

呑み込む


そしてを目を開ける

無垢なる深淵 ドス黒い感情が

器を支配する


「…糞ゲーじゃねぇかよ。」



抗う気?




んなもんねぇよ!!

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