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恋。始まる
「大丈夫？はい。これ」
「あ・・・ありがとう。助かる。」
今、私ノ初恋ガ、始マル。
私は、『佐倉 柚香』。アニメ好き。マンガ好き。ゲーマーな、高校２年生。
ストレートなはずなのに、寝ぐせではねまっくた髪。化粧もしてないスッピンの顔。メガネをかけてる。どれをとっても、オタクにしか見えない。が、成績優秀。運動神経バツグンだ。
「ねぇー。柚香ちゃん！誰が好き？」
「知らない。」
私は、恋愛はどうでもいい。みんな恋話ばっか。あほくさぁー。
恋。しらなぁーい どーでもいい
愛。家族愛？
な、私。
そんな私は、ある日病気になっちゃた。
『恋』というなの。
「大丈夫？はい。これ」
「あ・・・ありがとう。助かる」
私は、この日グランド１０周はしってた。そして、後１周で、こけちゃって、ズリズリって。
そして、走れないほど痛かった。でも、私走るの速いしぃ。ほとんど誰も追いつけない。
けど、１人だけ、私を抜けるヤツがいた。
百瀬 悠都だ。
私は、学年２位だ。全部。そして、こいつは１位。
私は、こいつに、こ・・・恋という名の病気にさせられたっ！
