異世界チート無双ハーレム主人公の地位を握るまで
今行われてるのは転生の儀式不幸にも交通事故で死んだ、俺の次の世界でのスキルを決めるものだ。
「君の転生後のスキルはこれにしよう」
「なんですか!」
「ゴッドアイ見たスキルを覚えられる最強のスキルじゃ」
「マジですか!最高じゃないですか!」
「気に入ってもらえたか嬉しいのう~」
「はい!」
「では、転生させるぞ」
体中が光に包まれ意識が消える。
俺は赤子に生まれ変わったのだ!新しい人生を魔法が使える世界で無双する。小学生、中学生くらいの時に夢見ていたシチュエーションに俺は胸をときめかせる。
俺が生まれたところはどうやら貴族らしい。最初は言葉もわからなかったが、時間と共に勉強し言葉や文字を覚えた。
現在十歳となった。この十年間色々あったな言葉や文字を覚えたり剣術の稽古をしたり、兄のトリオス・ナーグルに遊んでもらったり、充実していた。
そして今日は神様からのスキルが贈られる日。つまりチート能力で俺の無双ハーレム生活がスタートするのだ。
クハハハ クハハハ
「トリオス兄さん神殿はいつになったら行くの」
「アルトまだ八時だぞ、神殿の儀式は十二時から、まだ四時間もあるよ」
アルトはこの世界での俺の名前だ。
「え~早く行きたいよ」
「楽しみなのはわかるよ。これで今後の人生が決まるともいえるからね」
「うん」
この世界では十歳になるとスキルカードを神殿から受けとる。
そこには、神様から贈られるスキルが書いてある殆どの人はこれに書いてあることによって生き方を決める。冒険に適してるスキルなら冒険者、職人に向いているスキルなら鍛冶屋になったりと世界の生き方を示してくれるものだ。
俺は最強の冒険者になりたい。これが前世からの夢
「アルト・ナーグルきなさい」
「はい」
「貴方はスキルを神から贈られます。こちらのカードに手を当てて、落ち着いて深呼吸をするのだ。」
俺はスキルカードに手をかざして、深呼吸する。
「なっ、なんと!」
「どうかなされたのですか神官様」
兄が心配する。
「これは、このスキルはゴッドアイ」
「ゴッドアイ?」
「神の目アルト・ナーグルは神に選ばれたのです。」
「すごいじゃないかアルト!」
「はい、兄さん」
この後俺と兄はこのスキルのことについて教えられた。
見たスキルを使うことができるということ、ただし見たものを意外のスキルは覚えることができない。これは、神に選ばれた証拠だ。スキルにゴッドアイ、神の目としてスキルカードに記載されている。貴方は冒険者になるべきだと。
フッハハ、フッハハァ!
計画通り。このスキルさえあれば俺は神にだってなれる。
チート無双の始まりだ!
そう思ってた……