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3.かわいいこ・・・


 気が付くと、ふかふかであったかいところで寝ていた。


「あ!!かあさま!おきたよ!!」


たどたどしい、かわいい声の方を向くと


「こっちみた!!!!!」


元気な声が返ってきた


「あら、リアはギルの声が分かるのかしらねぇ。」


「ほんと!?リア~ギル兄さまだよ~。」


そんな会話が聞こえたので手を前に出してみる


「かあさま!!よろこんでるよ!!かわいいね!!」


「そうねぇ、リアはギルのことが大好きみたいねぇ。」


「うん!!ぼくもリアのことだいすきだよ!!」


「あらあら、うふふふ」


そんな会話が聞こえてきた


(この人たちが今回の家族かぁ、やさしそうだなぁ、はやく目見えるようになんないかなー)


そんなことを考えながら眠りについた

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