<4.幻と矛盾>
掲載日:2017/01/18
つんざく 笑い声が
嘲笑に きこえる
そこで わらっているあの子は
私のことを指さしているのだろう
輪になり喋る あの子たちの
目は 私を突き刺しているのだろう
「そう、そうに 決まっている。」
皆の視線は 固く冷たくなる
つららになって 私を嗤う。
くだらない妄想だって 分かっているよ
皆が そんな人じゃないことだって
でも そうにしか見えないの
そうにしか聞こえないの
抗うことを 諦めたわけじゃない
だけど 転がっているままの方が……と。
「そうではない」ことを認め 傷つくことが
怖い、の。




