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最弱の勇者の天下無双  作者: シュン
プロローグ
2/2

最弱の勇者

今回で最弱の勇者といわれる理由がわかります。

水晶?なんに使うんだ?


「あの。この水晶はなんですか?」


「これはな、魔力を測る水晶でな。勇者に使えば聖剣を使える値。聖剣適性度も分かるんだ」


「聖剣適性度か……」


まぁ。要するに、勇者としての力がわかると。


「さぁまずは隆司から」


「はい」


カッ‼︎


「きゃっ!」


「まぶっ!」


ま、眩しいな。でもこんなんで分かるのか?


「それで、俺はどうなんですか?」


「これは凄い‼︎王宮の最高の魔術師の何倍もの、魔力だ!聖剣適性度も申し分ない」


あの光は、よほど凄いのか。さて俺はどうなんだろうな?楽しみだ。


「さ、次は直也の番だ。この水晶を持ちたまえ」


「はい」


シーン……


……?あれ?持ったけど、なんともないぞ?壊れてるのか?


「あれ?隆司の力が強くて壊れたかな?ならこれを持ちたまえ」


別の水晶か。今度こそ。


シーン…


なんでなんも反応ないんだよ。


「おかしいな?まぁまた後でしてくれ。さぁ今宵は、勇者召喚成功の宴だ。楽しんでくれ。宴はこの、大広間で行われる。後少しで始まるだろう。しばし待っていてくれ。」


後少しか。でも用意なんか、どこにあるんだ?ここは、ファンタジー定番の魔法でか?


違った。騎士達の後ろに用意されてるな。全く用意周到だな。それほど儀式には確信を持ってたってことか。まぁいいことなんじゃね?多分



~10分後~


「用意ができたようだね」


「そうみたいですね」


「そうですね」


この宴は騎士達と、王宮関係者のみで行われてるのか。


「勇者方みなへ挨拶をして欲しいのだが」


挨拶?まぁあれだろ?今後どんな風にしていくとかそうゆうのだろ?


「分かりました」


そう言うと壇上へ隆司は登って行く


判断早いな。


「私はこの度このアルロスに召喚された上川隆司です。イビラにもなにか事情があるかもしれません。ですがそれで、他の人を襲っていいなどの理由にはなりません。私はまだこの地のこともよくわかりません。この世界の常識も知りません。なので色々と教えていただけるとありがたく存じます。どうか、これからよろしくお願いします」


すげー。即興であそこまでとか、いや即興じゃなく考えてたのかな?まぁどうでもいい。いいスピーチだったな


「あの。すみません」


「はい?」


なんだ?誰だ?


「王様が呼んでおりますので、こちらに」


「こちらにって他の奴らは?」


「他の方はいいそうです」


「そうか」


なんだ?あの勇者の力のことか?


こいつはなんが地味な感じだな。派手な騎士と一緒にいたら、わからなくなる自信がある。それにしてもどこに行くんだ?


「こちらです」


おっ!ようやくついたな。ったく、こんなところで王様は、なんのようだよ。


「直也、この魔法陣の上に立ってみてくれ。」


なんだ?いきなり?魔法陣ってのはこれか。でも立ってなにになるんだ?


「これでいいのか?」


立ってみたけどやっぱなんもないな。ん?魔法陣が光だしたぞ?


ヒィィィィ


なんか、変な音だな。


ヒュュュュウ


ん?また変な音かと思ったら光がおさまったな。


「これでなんだよ?」


「これは。……魔力と聖剣適性度を調べるものだ」


「それは水晶じゃないんですか?」


「水晶は正確に測れるが壊れやすい。この魔法陣は、力があるかだけを調べられる。そして失敗はない」


成る程。正確差か、確実かの違いだな。


「それで。どうです?」


「あぁ。直也お前には魔力と聖剣適性度がない。つまり勇者としての力がないのだ!」


なっ!勇者としての力がない?力がないんじゃ、何もしようがない。つまり勇者であって俺は勇者じゃないと?なんってことだよおい。これから俺はどうなるんだ?

プロローグはここまでで、次回からは新章が始まります。お楽しみに

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