召喚
始めての小説です。いろいろと伝えられなかったりするかもしれませんが、どうぞよろしくお願いします
なんだよあいつら......どいつもこいつも!俺を見下しやがって。
俺、新谷 直也はキレていた!
なぜ、こうなったかと言うと......。
〜二時間前〜
………ん?ここは...何処だ...?
「「おぉ!成功だ」」
ん?周りからなんか感嘆の声が聞こえるな。だけど、こいつら誰だ?
「勇者様方!我々の召喚にお答えくださり、誠に御礼申し上げます!」
ん?今なんて?
...勇者?俺が⁉︎
「ちょっと待って。勇者⁉︎俺が一体なんで?」
「なんでともうされましても。……とりあえず詳しい御話は王直々にと言うことなので」
まじかよ……ん?方ってことは俺意外にもいるんだよな。と言っても俺の周りにはだれもいないしな。
「んー」
いま後ろから声が
他の勇者ってどんなやつなんだろうな。
あっ!この人は生徒会の会長だ。でも他の人は…いやこの制服まさか俺と同じ学校?この女子は三組だっけ?こっちの人は誰かが話してたな。いい先輩だって
「なにをしておられます。ささっこちらに」
こちらにったって、本当ここはどこなんだ?ついて行ってるけど、此の城は前テレビでやってた、中世のイタリアの雰囲気に似てるな。でも規模も頑丈さも、此のこの城のほうが頑丈そうだな。おっ!街がある。これが城下町か。作りは……この城と同じような素材に見えるな
「やぁ沙羅君じゃないか奇遇だね君も一緒とは」
「隆司さん⁉︎あっどうも奇遇ですね」
「隆司先輩、沙羅先輩ここはどこなんですか?」
「ごめんね遙君僕もわからないんだ」
「そうですか。」
なんか後ろで喋ってるな。えっとあの生徒会長の名前は、隆司さんで、三組の子は、遙さんで、もう一人は、沙羅さんか。
隆司さんは、ちかくではじめてみたけど身長は、180弱くらいあるな。顔もいかにもって感じの、イケメンだな。
沙羅さんは160ちょいくらいかな。なんか姉って感じの顔だな。面倒見もよさそうだ。
遙さんは身長は、140くらいかな。他人からみたら小学生って言われそうな顔立ちだな。
なんか俺だけ気づかれてないような気がす
「「勇者様達のお通りだ」」
お、もうついたのか。意外とはやいな。てか周りの人達の服、いやこれは、装備か?いかにもって感じの、騎士装備だな。
「王様。此方の方々が、勇者様達です」
「そうか。俺は此の、ヒューマンの国アルロスの国王、アルロス・ジェイドだ
よろしく」
「よろしくお願いします。ジェイドさん。私は隆司、上川 隆司ともうします」
おっ!流石生徒会長。礼儀正しく挨拶してるな。伊達に、生徒会長やってないってことか
「あっ!私は美羽 沙羅です。よろしくお願いします」
へぇー沙羅さんは、美羽って名字なのか。
「あの。わ、私は佐藤 遙です。よろしくお願いします」
なんか焦ってるな。そんな焦らなくてもいいだろ。ん?なんでみんな俺みてんだ?
「ほら君も挨拶したまえ」
あっ!俺以外みんな挨拶したのか。成る程遙さんが焦ってたのは、最後になるのが嫌だったのか。
「新谷直也です。よろしくお願いします」
ふぅ。とりあえずこれでいいだろ。特に丁寧なのは、隆司さんだけだしな。
「そうか。隆司、沙羅、遙、直也だな。おまえ達は今、自分がなぜ、こんなとこにいるかで、驚いているだろうが、全て話すので少し聞いてもらおう。
今この国は、イビラ(魔族)によって滅ぼされかけている。そこで、古の儀式を用いて、お前らを召喚したんだ。文献によると、召喚されるのは四人。しかしそのうち二人だけが、勇者らしい。勇者にはステータスとやらの、スキルが備わっているらしい。お前らの中で、どいつが勇者かな?」
ってか残りの二人はなんだよ。それよりも、まさにって感じの、話だな。まぁわかりやすくていいけどよ。えっと?スキルってどうやって使うんだ?
「あの、ジェイドさん。スキルは、どうやって使うのでしょうか?」
お!俺と同じことを考えてたな。
「スキルは、言えば使える。使いこなせば無言で、使えるらしいが、それは王国騎士の中でも、二人しかいない。だから無言では無理と思ってくれ」
えっと言えばいいんだよな?
「「「「ステータス」」」」」
みんな一緒だな。
お!なんか目の前に浮かんできたぞ!これがステータスか。って事は、俺は勇者なのか!すっげおもろそうだけど、めんどそうだな。もう一人は、誰なんだろうな?
「私なんも変化ないよー」
「私もです」
沙羅さんと、遙さんが違うってことは
「これがステータスなのかな?まぁ俺が、勇者ってことになるのかな」
やっぱり隆司さんか。
「沙羅と遙がないってことは、隆司と直也が、勇者だな。沙羅と遙は、勇者のパーティに入る事になる。まぁそうすぐ決めることでもない。しばらく考えるんだな。さて勇者の二人にはこの水晶を、持ってもらおう」
次回はなぜ最弱の勇者と言われるのか判明します。