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最前線に一番弱い俺がいる  Where the Weakest Stands First  作者: 斎賀久遠
**第1章:拾われた盾、託された未来 **
1/27

プロローグ

奴隷兵として、ただ生き延びるだけだった“俺”。

気づけば最前線に立たされ、奇跡だと呼ばれていた。

だけど、これは奇跡なんかじゃない。

壊れた俺が、それでも歩き続ける物語――はじまります。


『最前線には一番弱い俺がいる』 

 Where the Weakest Stands First


任務に出れば誰かが死ぬ。俺は、生きて帰るだけの奴隷兵。

でも、気づけば最前線に立っていた。

死なない理由は“奇跡”じゃない。ただ、俺が壊れてるだけだ。

これは、一番弱いはずの俺が、“英雄”と呼ばれるまでの物語。


それまではただの奴隷だった。

名前もなかったし、装備は粗末な貸し出し品。

生きている理由を誰も知らない、そんな存在。


「おい、おまえ、前に出ろ」


誰かがそう言うから、俺は前に立つ。

殴られても、斬られても、——

気づいたら、また立ってた。


周りはそれを**「運が良い」**とか、

**「あの時の傷は浅かった」**って勝手に解釈した。


理由はわからない。


でも気づけば、誰よりも前に立っていた。


そして、また誰かが背中を預けてくる。


俺の名は、まだ誰も知らない。

だけどきっと、いつか知るだろう。

挿絵(By みてみん)

——最前線に、一番弱い俺がいる。


Where the Weakest Stands First

ここまで読んでいただき、ありがとうございます!

今回は「最弱なのに最前線」というテーマで、

無理やり生き延びるしかない主人公を書いています。

少しずつ、彼が“名を持つ存在”へと変わっていく姿を楽しんでもらえたら嬉しいです。

次回もよろしくお願いします!


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