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1988年 冬 ケーキ

1988年 冬 ケーキ


「これ、みちには年の離れた妹がいるだろ。喜ぶかなって思ってさ」


と車から降りる際に直樹からあるものを手渡された。ケーキ屋さんの名前が一面に書かれている袋、中身はチョコレートケーキだ。


「これ雪乃さんに買ったんじゃないの?」


「いや、姉ちゃん食べ飽きたって言ってるくらいだし」


直樹が私の家族に手土産なんて珍しいと思いながら、


「せっかくだから、自分で渡す?」


と聞くと、もう夜遅いしまた今度な、と言ってエンジンをかけ行ってしまった。


直樹からのお土産を家族に見せると、妹は何でもない日にケーキが食べれると大喜びし、お母さんは頬に手を当て少し目をキラキラさせながら「あら、なんだか悪いわね」と言い、何故かお父さんと兄ちゃんは「ふん」と鼻を鳴らし浮かない顔をしていた。


(次直樹が電話かけてきたら、ちゃんとお礼を言わないと)と思いながら、家族全員で美味しいチョコレートケーキをつついて食べた。


直樹がみちに渡したのはトOプスさんのチョコレートケーキです。


世の中のお父さん、そしてお兄ちゃんへ

娘・妹の彼氏や結婚相手と聞いてブスくれたり・変に強気になったり・少し怖がらせてやろうなんて思ってはダメですよ。ちなみに私の父は夫と初めてあった際、まぁ強気で色々とやらかしていました(笑)


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