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おや? 蟬がぽとりと落ちてる 【WEB】

作者: 雨澤 穀稼


   おや? 蟬がぽとりと落ちてる


 お出かけから戻ってきまして、コンクリの階段に歩を壱歩(いっぽ)……おや?

 蝉がお腹を向けて、ぽとりと落ちていた。

 秋口でもあるまいに、この前からミンミン、ジジジジジと鳴き始めたばかりであると言うのに……。

 よく見ると、油蟬のメスのようだ。

 ふと……手を差し伸べて、蟬を掴もうとすると……人差し指を掴まれる感覚が……?

 おやや……油蟬のメスぎみが、ガッツリとわたしの人差し指を抱えておりました。

 あっ……生きてたんだ? びっくりだよ!

 油蟬のメスぎみは、うんしょうんしょうんしょと、わたしの人差し指をくるりと廻込み手の平側から手の甲側へと顔を覗かせた。

 少し羽根が傷付いてるのと、コンクリこ階段に背をついていたのでゴミが付着していた。

 ゴミをそっととってやると、ジって見上げて来た……目があった。

 近くに木があれば、くっつけてあげるんだけどな……? ふ〜ん……近くの公園に行くかなと思っていると、パタパタパタパタパタと弧を描いて静かに羽音だけ残して飛んでった……ああ……飛べるじゃん。

 メスは鳴かないんだよな。

 見送るピーカンの空に、ただゆっくりと白い夏の雲が流れていた……。

 書きかけて放ったらかしにしてある、蟬のお話し書かないとな……。

 ポメラには打ち込んであるのだけれどな……SDには入れられるんだけど、携帯で投稿するのは打ち込み直さないいけないから……ついつい億劫になって仕舞います。

 時の出逢いなのかも知れないな。

 もうそろそろミンミーに、真剣に取り組む時だよって教えてくれたのかも知れないな。

 壱部、弐部(いち、ぶにぶ)合わせて拾伍萬字(じゅうごまんじ)越えを、分割して手直して足りないところ書き足したりすると……どれだけ時間がかかるか見えて仕舞うと、また遠のいてゆくのです……とほほほほ……。

 後先考えずに、思いたったら直ぐに取り掛かるのが良いのですがね……。

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― 新着の感想 ―
[一言]  セミさん、意外と可愛い目をしてますよね。  きっかけだいじ! よし! やるぞ!!  って、思うんですが(汗)
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