魔王サタン→命令
ハデスとソルエトが模擬戦をして1分ぐらいが立った
ハデスは防戦一方でソルエトに押されていた
ギィッン!!
「意気揚々と出てきたわりにはたいしたかとねーな!!」
(こいつほんとにガキなのか、この俺に一分以上もってやがる、まあ負けることはないだろうけどな)
「はいはい、御託はいいから早く本気出せ、必殺技とかでもいいぜ」
ハデスはソルエトの剣をふせぎながら、煽っていた
「あ”! んだと!!ゴラッ!!」
(くそが!!どこにもスキねえな、おれが押してるはずなのに決定打があたらねえ!!
こうなったら・・・)
剣の洗馬釣りあいの中
ソルエトと対するハデスは余裕の表情だった
しばらくぶつかり合いをしていたが突然ソルエトが一歩引いた
「このままじゃ拉致があかねえから望み通り見せてやるよ俺の本気を、俺の剣技を!!死んでも後悔すんなよな!!」
そういうとソルエトのしないに魔力が宿った
それを見ていたほかの試験官が傍観をやめて、ソルエトを止めにかかろうとした
「何やってんだソルエト、子供を殺す気か!!」
今まではソルエトが力を抜いていたと思ったほかの試験官が、ソルエトがしないに人を殺すのに十分な量の魔力を宿したことに築き止めにかかった
「手加減はするさ、まあもしそれでも死んだら、当たり所の問題ってことで、がははは!!!」
(手加減なんかするわけねーだろバーカ!!)
ソルエトのしないが赤く光り炎が噴き出し、まわりの人間を威圧した
「あの子大丈夫かな」
「これまずくない・・」
子供たち不安になりざわめき始めた
「落ち着け!!落ち着くんだ!! おい、ソルエト!!!いい加減にしろ!始末書じゃすまないぞ!!」
「うるせーないいところなんだからじゃますんなよ、それによお、もお、終わるしな。
食らいやがれ!!!剣技『魔炎剣』」
そう言って笑うとソルエトは魔力のやどったしないをハデスにむけてはなった
とばされた魔炎がハデスを襲った
「しねーーーー!!!クソガキ!!」
ソルエトは笑いながらそう叫んだ
しかし、目を閉じるもの、悲鳴を上げるものがいる中、その魔炎をなんの抵抗もなくハデスは切り裂いた
「「「「「「え?」」」」」」
ハデス以外の全員の声が重なった
「カスすぎだろ」
ハデスあ呆れたような顔でソルエトをみた
「ぐっく・・・くそがあ!!!」
ソルエトは怒りと恐怖に身をまかせて、剣技で魔炎をハデスにむかってはなった
「魔炎、剣だっけ?俺もやってみるか」
ハデスは向かってくる魔炎を切り裂きながら、しないに魔力を宿しソルエトと同じように炎をまとわせた。しかしその『魔炎剣』はソルエトのそれとまったく別のものだった、炎の大きさはソルエトの10倍以上、そして炎の色が黒紫色というこの世界にはない炎なのだ、つまりゲヘナにある炎である。
「なん、なんだそれ!!!」
ソルエトはゲヘナの炎に威圧され動けないまま失禁していた
「よろこべ!!お前が邪王炎殺剣の最初の犠牲者だ!!手加減はできるけど、するきはさらさらない!」
そういってソルエトに邪王・・・。魔炎をソルエトに放った
「わるかった俺の負けだ!!許してくれ頼む!なんでもするから!」
ソルエトは土下座をしながら、そういって叫んだ
その時、ハデスの手がとまった
「なんでも?」
「あっああ・・・、何でもする!!だからころさないでくれ!!」
ソルエトが頭を床につけながらそういうと、同時にしないの炎が消えた
「なら最初の命令だ、俺を合格させろ」
「わかりました!!全力で合格にさせます!!だから命だけは!!」
「それと、ここにいる人間どもは全員記憶操作でさっき起こったことは忘れてもらうから、その際は普通に審査しろ、俺が魔法学園にはいってからも、お前はおれの命令をきけ、もし命令をやぶれはお前の親族とともにお前らは皆殺しだ」
そういうと、ハデスを中心に魔力が形成されていき周りの人間をのみこんだ、その瞬間周りのソルエト以外の人間が次々と倒れていった
「ひぃぃ!!」
ソルエトは恐怖で震えていた
「お前の記憶は消さないでおいてやる、誰かにこのことをいえばお前の首が飛ぶ魔法かけた、それじゃあ今度会うときは魔法学園で」
ハデスはソルエトにそういって、魔力を放ち気絶させた
(この数を記憶操作すんのめんどくせえな)