ぼっちVS己の内に潜むチンフェ
電車の中で小説書くの恥ずかしスギィ!!
「明らかにおかしい」
「何また急に独りごちてんの。そういう事やってるから狂人キャラみたいに扱われるんだよ」
「いやいや、こういう入りの作品結構あるじゃないっすか」
のっけから醜い言い争いをしているのはこの俺、トと橙色のクズことオレンジ神であるが、今は明日の転生者戦に向けて、参加者達で情報交換的な会合の最中でありこのような行動は適切でない(自己淘汰)。こちとら親や兄弟が他界してからしばらくは地域の会合に自分で出席せねばならなかったので、会合と聞いてもあまり気が引き締まるとかはないです(隙あらば自分語りの精神)。
そもそも、あの会合はほぼサケノミイベントと化してたし(地域性クズ)、俺がこう育つのも仕方ないね。
「で、何がおかしいの?君の頭とか?」
「間違ってはいないけどてめぇもな。いや俺さぁ、自分自身を客観的に見ることが出来るんだけど(福田康夫)、最近ちょっと思ったのが、俺の顔って言うほど干し柿か?っていう」
「あ~…………ちょっと真顔になってみて」
「( ˙-˙ )」
「なるほどね。まあ干し柿ではないね。じゃあちょっとこう、怪人化したことで己の内に潜むチンフェに気付いたバクザンさんみたいな顔して」
「( ^ิ౪^ิ )」
「干し柿やんけ」
「何でだよ!!」
前世でも干フェ(干し柿フェイスの略)などと呼ばれた事はない。「お前体は筋肉質なのに何で顔は痩せ気味なの?もっと全体のバランスを考慮しろよ」などとクッソきつい罵倒をされたことはあるが。
「う~ん、多分笑顔やゲス顔などすると一気に顔がシワシワになってしまうタイプなんでしょ。転生してからの心労もたたって顔が老け込みシワも増えるだろうし」
「顔が老け込みシワも増える程の俺の心労を理解しているのならばそれを解消しようとうごいて(切実)」
「それは無理だけど(無慈悲)、まあ少なくとも普通の状態では干し柿フェイスではないね」
「それは嬉しいけど、シワを何とかしなきゃ根本的解決できねえっすよ」
「シワとってあげるよ」つアイロン(コードレス)
「てめぇ!てめぇ!(ガキ)」
「ちょ痛い痛い、これはあれ、殺伐とした雰囲気に花を添えるための冗談だから勘弁して」
「あんたら冗談みたいな事本気でやるじゃないっすか(呆れ)」
「いや、私はそんな非常識なカスじゃないよ。CEOじゃあるまいし」
「貴女CEO嫌いすぎてない?」
初対面の時からそういう節があったが、この神は何かとSUNちゃんを目の敵にしている気がする。正直クズの神同士が啀み合っててもそれに意味があるとは思え無いし、クズ女神というジャンルの元で結託したほうがお互いの為だと思う。それができないからクズなんだろうけど。所詮神でも人間でもクズはクズなんだな。(不遜三段活用)
「いや、だってアイツ私のパチモンだし。というか私の周りの女神どいつもこいつも私のパチモンだし」
「あ、そのキャラ貴女がオリジナルなんすか?」
「その事実に間違いはありません(始末書)」
(でも……少なくともSUNちゃんに関してはあっちの方が登場先だしなぁ)
などとこの駄神を脳内で煽っていると、
「ちょっとそこ!何さっきから和んでるのよ!!」
などと誰かが叱責されているのが聞こえた。この声はたぶん、アリシア(重傷)だろう。
「怒られてる奴可哀想にな」
「それな。」
「アンタらに言ってるんだけど!?」
「……………………あ俺らか、何すか?」
「何すかって…………真面目に話聞きなさいよ」
「聞いてるっての。その転生者は明日街の入口に巫女連れて出とけって言ったんでしょ。バカにして…………」
「バカにしてんのはアンタよ!!」
「うん…………(スピードラーニングの如き聞き流し)」
「こいつ…………!」
この人はどうにも俺が気に入らないらしい。そのためこうやって突っかかってくるが、こっちが突っかかり返すとまためんどくさい事になって周りに迷惑がかかるのでそれはしない。周りへの配慮を忘れない俺、有能。
また、巫女というのは、さっき聞いた話によると何か特殊な質の魔力を持つ、英雄の血筋を引いてるとかいう奴で、眉唾物な気がするがその巫女でないと使用できないマジックアイテムがあるんだとか。もともとは『御子』表記だったらしいが、昔、ナウ帝国が王国だったころ(これも初耳だったが)、その政治が結構キツイやつで宗教を規制しており、この表記であると宗教がらみだとされて弾圧の対象になる可能性があるとかで『巫女』にしたらしいが、その弊害として巫女である男性がネカマみたいになってしまっている。
で、その巫女がこの街にもいるらしいが、そいつが持つ未来予知が出来るというマジックアイテムが転生者の目的らしいが(この辺はささくれいじっててよく聞いてなかった)、転生者では使用できないので巫女の身柄も欲しいとか。
俺のカンだと、その巫女は女性らしいのでそれだけが理由ではないだろうが。俺だったら絶対そうだし(クズ)。つーか巫女が女性だって説明なんかアホみたいでやだ。前の表記の方が絶対いいってはっきりわかんだね。
「…………私は街会長の娘なのよ?わかってる?」
「親のすねかじり虫ってことか?」
「……そう。態度を改める気はないって事ね」
「そもそもそっちが突っかかって来なければさ……今俺の中でお前の印象最悪だし敬う気にも…………ね」
初対面で短足短足って立て続けに人のコンプレックス罵倒してくる者とか敬えるかよ。俺より人徳無くねぇか?……え?それはない?ふーん(拗)。
勝手に自分語りして勝手に拗ねていると、アリシアがなおも口撃を繰り出してきた。
「私がこの傷で色々父様に訴えればアンタもすぐに帝都の牢獄送りになると思うんだけどなぁ」
「今まですいませぇん☆(土下座)」
「「「「……………………………」」」」
少なくとも今、俺が帝都に送還されれば勇者襲撃犯としてここにきても未だに何なのかよく分かっていない無間地獄にぶち込まれる事は避けられないだろう。それは嫌だし、無間地獄って一体なんなんだ。
なんJ民の如く掌を返したため周りから蔑視されているが、そんなものは気にならない。いつもこんな感じだし(自虐)。
「え~?今更謝られてもなぁ~?」
「許してください!なんでもしますから!(なんでもするとは言ってない)」
「ん?今なんでもす(ry」
「(言って)ないです」
「じゃあそうね…………3回まわってワンって言ってみなさいよ」
「古」
近くでオレンジが漢字1文字で感想を述べるという神業をやってのけたが別に神業でもない気もする。だが漢字の事をバンズ呼ばわりした無知な女神よりは有能であることは明白だろう。
と俺がこそ泥女神SUNちゃんを貶していると性悪女アリシアがニヤつきながら、
「何よ、できないの?」
などと口走ったので、俺は即座に起立し、一切の間を空けずにパルクールのようなターン(嘘)を三回キメ込み、それからアリシアをその魂を射抜くように見つめ、
「ワン(イケボ)。よし終了、帰りま~す(バイト上がり)」
とまさに野犬の如きキレっキレの犬の真似をした。こんな格好良い犬の真似が出来るのはこの世でもただの数人くらいだろう。
「………………いや待ちなさいよ!!」
「いや。」
「『いや。』じゃない!まだ全然贖罪したりないわよ!皆、こいつを取り押さえて!!」
アリシアの一声で控えていた近衛兵達が俺に群がり出した。
「いやいやいや待っ、あっきつい、キツイってこれ、おい、おい!どさくさに紛れて殴りつけてんのぉ!!やめろ!!俺むていこっ、無抵抗だろぉ!?あっちょい、ちょっと歯はやめて!知覚過びっ、嫌っ、たっ、助け…………おい糞オレンジ写真撮ってんじゃねぇぇぇぇ」
しばらく後、ボロ雑巾のようになった俺は無惨にも部屋に打ち捨てられていた。
「…………………………(瀕死)」
「ふっ、いいザマね」
「ほんとそれ(裏切り)」
「(オレンジはまた殺すとして、アリシアにも何とか復讐できねぇだろうか)」
「さて、それじゃあ贖罪の続きをしてもらおうかしら。何、1つだけ頼みをきいてくれればいいだけよ」
「(3回回るやつは………?)」
などとド正論を脳内にぶちまけboyしていると(意味不明)、アリシアがぶん殴りたくなる笑みを浮かべて言った。
「貴方にはある役をやってもらうわ」
囮役スケジュール(日雇い)
・街入口にて転生者と接触、実は巫女が重病であり入口まで連れてこれなかったという旨(嘘)を伝える。
↓
・巫女を受け渡すといい、転生者を巫女がいるとされる診療所(偽)に連れて行く。
↓
・転生者が診療所(偽)に入った事が確認でき次第、爆破役が診療所(偽)に仕掛けてある高エネルギー魔力式爆弾で施設ごと転生者を爆殺する。
「…………その役を俺が?」
「そうよ」
「まあ、いいよ。爆破とか割と好きだし」
「何言ってるのよ。囮役に決まってるじゃない」
「……………………俺に死ねと?」
「大丈夫、貴方なら助かるわ」
「……………断ったら?」
「間違いなく帝都送りでしょうね」
「……………………………分かったよ。やりゃいいんだろ。その代わり、最期の頼みをきいてくんねーかな」
「…………聞くだけ聞いてやるわ」
「ありがとう。あのな………………」
「ヤらせてくれ(爽笑)」
「死ね」
オレンジ・・・・女神が一人だと話が回しにくいと筆者が感じたため急遽生み出されたハリボテのキャラ。SUNちゃんとキャラが被りまくっているのはわざと。




