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ぼっちVS宿命 ~さだめ~・後編の前編(哲学)


気付いたらなんか生える様よりありがたいレビューいただいてるしpvもブクマもクッソ増えてるしたまげたなぁ……

皆様ありがとうございます!筆舌に尽くしがたい喜びを感じております(更新ペースが上がるとは言ってない)。



レビューの方が本編より面白い定期。



 俺の名はトである。

 それとは全然関係ないのだが、ここ、街会長邸の門前にて、今、一つの戦いの火蓋が切られようとしていた。



「それでは、え〜、両者構えて」



「…………………」



「待てや」




 なんでこんなめんどくせぇ事に…………?























〜7分くらい前〜



「実力を測るだぁ?」



「そうよ」



 俺ことトは、ここにきてまた厄介なイベントに巻き込まれようとしていた。



「あ〜、どうやって測るの?」



「それはもちろん実戦でよ」



「………(で、でた~wwwwwwww異世界特有のこじつけともとれる突発的すぎる戦闘イベント〜wwwwwwwwww)」



 するとここでオラつきおじさんことラルカスが乱入する。



「アリシア様、それならば私にその役、やらせてはいただけないでしょうか」



「あら、ラルカスもえらく乗り気じゃない」



「おい!そのこちらの意向ガン無視するやつやめろ!!」



「そうだよ(便乗)。そもそも何処で戦うんだよ、庭とかだとめっちゃ荒れちゃうし」



「てめぇも話進めてんじゃねぇよカス!!」



「私はそのクズに散々侮辱されました故、この機に身の程を思い知らせてやろうと思いまして」



「お前少しは実力を測るのが建前であるという事を隠す意志を見せろよ」



「それは痛いほど分かるけど私もこれと戦いたいし……」



「『これ』扱いしてんじゃねーぞクソガキ」



「なら両方戦えばいいだけじゃん」



「こいつしね」



「こいつしねって語彙力無さすぎだろ」



 糞尿垂れ流しオレンジ駄神はほんと要所要所でうざいなぁ。忍者龍剣伝の鳥みたいな感じあるよ。……誰が分かるんだよこのネタ。


 などと1人自己淘汰していると、空気と化していたギャッコムさんが何やらほざき出した。



「では、まずこの方がラルカス殿かアリシア様のどちらか一方と戦い、その後もう一方と戦うという形式でどうでしょうか?」



「それが無難でしょうね」



「無難じゃねーよ無能コラ。何だそれ全然フェアじゃねぇじゃんか、馬鹿馬鹿しい。俺はやらねぇぞ」



 と言ってやるとクソアマ具合に定評のあるアリシアは俺を煽り出した。



「あら、怖いのかしら?」



「おうおう言ってろ言ってろバーカw」



「へぇ…………てっきりその足と同じで気も短いと思っていたけどそうでもないようね」





















「図に乗ってんじゃねぇぞクソアマァァァァァァ!!!いてこますぞワレァァ!!!!(いつもの)」








「では、やるという事でよろしいですね?」



「上等だコラ。この俺様がこんな豪邸に住んでおきながら開けたドアを閉めることすら出来ないような無能に負けるわけねぇだろ」



「そ、それは関係ないでしょ!」



「いやあるよ。確認作業が全然出来てないってのは戦闘に於いても大きな欠点だと思うがねぇ?どうなんですかぁ〜??」



「くっ…………でもそんな口を叩いていられるのも、今の内だけよ……!」


































「何だ、誘導尋問みてぇなもんじゃん。俺は悪くないわな(超理論)」



 ああ、こんなひたすらにめんどくせぇ事に巻き込まれてなんて可哀想な俺。これも主人公の宿命(さだめ)なのね………(嘔吐)。



「貴様……何故武器を持たない?私を舐めているのか?」



 ラルカスが木刀を構えて言うが、このおっさんガチでセロトニン全然分泌されてなさそうで笑う。こいつと結婚した嫁毎日ボコボコにされてそう。



「ああ、俺は剣とかそういう類はからっきしでねぇ。逆に素手の方がポテンシャルをfullに発揮できるって事だ」



 この話とは関係ないが、屋敷の門前ということもあって何か既に野次馬が池にソーセージを落としてしまった際のブルーギルの如く湧いている。民度どうよ。



「………そうか。だが手加減はせんぞ」



「………………俺はしてやるよwwwwwwww」



「何!?」



 驚きを隠せず正面から見た鯵のような顔になっているラルカスに俺は続ける。



「おうwwwwだって実力いうとさ、俺とお前とは天と地ほどの差がある訳だからよ(チート主人公)」



「貴様ァ!」



(まーた『貴様』かよ)



 と思っていると、何故か後ろにいた3流オレンジャーことオレンジ神が、



「つっても手加減って具体的にどーすんの?」←トにボコられ済



 などと余計な事をいってきやがった。俺はその内容を全く考えていなかったために、



「あ、ええ?あの〜、ね、あ〜んん、えっと、なんつーかあれよ、お前とかあれ、スラ、スライディングだけで片付けてやるよ!!!」



 などと先程の強キャラオーラが消し飛ぶ勢いで醜態を晒してしまった。糞が、ラルカスガチで許さん。



「お二方、そのあたりで。それでは改めて、両者構えて」



 その一言で、セロトニン不足野郎はよくは知らんけど隙の無さそうな構えをし、その身に纏う雰囲気も鋭くなった。



 そして負けじと俺もベ○ータとはじめて相対した時の孫悟○のような構えを咄嗟に思い出してそれを真似た。それに伴い俺の顔付きも干し柿から柿へと変化した。………我ながら意味わからん。つーか俺の顔って言うほど干し柿か?



 野次馬達も固唾を呑んで二人を見守る。けど俺は別にあんたらに見守られたくねぇよ。あと明らかに野次馬の中にデッサンが紛れてんのクッソ腹立つ。




 そして、一瞬の静寂。








































「始め!」











「死n」



「食らえやああああああああああああああああああああああああああああああああああああ地獄スライディング!!!」




 あなや、試合が始まったと思ったらラルカスが急に錐揉み回転しどっか飛んでってしまった。何が起こったのか(驚きの白々しさ)!?



 試合終了後のインタビューで、ト本人はこう語る。





ト●試合開始直後、ラルカスの俺に対するヘイトと、俺のラルカスに対するヘイトが同時に爆発したのですが、俺……というか特典のスピードがラルカスよりも遥かに上だったため、このような事と相成りましたが無事にスライディングだけで勝てて良かったです(小並感)。あとラルカスはこれあくまで手合わせなのに明らか「死ね」って言いかけてたけど俺これ絶対に忘れないわ(畜生)。



オレンジ●ヘイト集めてる自覚あるなら何故それをどうにかしようとは思わないのか、甚だ疑問。



ト●てめぇもな。









 場は試合開始前と変わらず、電車内でさっきまで喋っていた友達が駅で全員降りてしまい一人になったウェイ系の様に静まり返っていた。



「!これは……一体何が」



(何だ、ト君めっちゃ強いじゃん。これならそこらのクズ転生者と殺り合っても危なげなく勝てるかな……慢心しなければ)




「「「「【モンスト】うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」」」」



「【モンスト】つけんのやめろよ」



 そしてしばらくの間の後、野次馬からの超絶イケメン主人公と化した俺に対する喝采が起こった。



「すげぇ!全く見えなかったぜ!!」



「あのラルカス様を瞬殺だなんて!」



「あいつ何者なんだ!?」



「フッ、だが吾輩は知っているぞ、奴はオツムの方はてんで駄目だ」






「そうだそうだ!お前ら俺を讃えろ!崇めろ!!あと最後の奴しね」






「エッ…………自分からそういうの言っちまうってのは」



「ないわぁ」



「良く見たらあいつ比較的高身長なのに足短っ!」



「宿代返せ」





「…………………………………………特典のせい、だよな」



「……まぁ、ドンマイ」



 オレンジ神の慰めも虚しく、野次馬集団は



「「「「はぁ〜っ、冷めたわ。解散だ解散」」」」



 などと撤収を始めていた。言うほどの失言したか、俺?


 しかし、どちらかというともう一本の勝負の方を見てもらいたい俺は慌ててこれを止める。



「おっ、おい!!?ちょっと」




「ちょっと!!勝手に解散しないでくれる!?」



 だが、ここで真打(アリシア)が自ら動いてくれた。






地獄スライディング・・・・筆者がサッカーの際に頻発していたスライディング。ボールを狙うと見せかけて明らかに相手の足を破壊しにかかるという狡猾な技。


オツム・・・・オムツでない。

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