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ぼっちVS老い




「ハーッ…………ハーッ……………………………」



 ………どうも、ちょっとやばいんで自己紹介省くけどどうせ誰も見てないしいいよね(惰性)。



 はいじゃあみんなにお知らせがあります。いいか?一度しか言わないし今俺の後ろにカエルいるから(無関係)よく聞けよ?




「何処に行ったんだ!?」



「間違いなくこちらに向かったはずだが…………」



「何としても見つけねば…………まずいことになるぞ!」









 はい。絶賛指名手配中です。異世界転生→普通に生活→指名手配の流れとかほんとしね。…………………人としての魅力がない=指名手配ってそれはちょっと違うんじゃないですか?

 あと昨日の暮れから逃げて今もう朝なんだけど…………異世界民はこういうこと普通にやるからきらい。大の騎士様がこんなチンピラ1人をさぁ、寄って集って貶めて恥ずかしくないの(逆ギレ)?


 なんてのたまってたら、追手の騎士達の会話が聞こえていた。ここにいる騎士は3人のようだ。ちなみに俺は彼らの付近の茂みに身をかがめている。



「……しかし、隊長も不法滞在者1人にここまでに躍起になるなんてな。まあ件の刺客の可能性があるからという事なんだろうが」



「そう言う事だろうな。…………だがもし奴がそれと同一人物であれば、捕らえた暁には大出世だろうな」



「しかし、聞いた話じゃ、その刺客はかなり高度な技術を以て造られたアンデッドだって話も出てるんだってな。腕のいいネクロマンサーなら神聖魔法が効かないアンデッドも造れるらしいから、あの不法滞在者が刺客だとしてもその類のアンデッドだったら手に負えないぜ…………唯でさえ勇者様を追い詰めた実力者だってのに」



「確かにな…………何にせよ奴が刺客でない事を祈るしかないな」



「もし刺客で、更にアンデッドであったなら絶望的だな…………全く、ネクロマンサー共も少しは自重して欲しいものだ」



「我々の国はアンデッド規制にいまいち踏み切れていないからな……………帝都でも稀にネクロマンサーを見掛ける迄になってしまった…………転生者対策であるからある程度は仕方無いが」



「右に倣えでネクロマンサーになる奴も増えてるんだってな…………勘弁してほしいぜ」



 はへ〜(間抜け)。最近はネクロマンサーなる職業の人が増えてるのか。それがなければ俺がアンデッドだとかいうくだらなすぎる噂も流れなかったのか?

 


「しかし、奴がそのアンデッドだったら捕まえても殺りようがないんじゃないか?牢に入れておいても憂いにしかならんだろうし」



「あ〜……そこは海にでも沈めるんじゃないかね」



「もしくは 無 間 地 獄 送りか?」



「それもあるな」



(え…………?俺捕まったら海に沈められんの?あと無間地獄って何だよ…………?というか海に沈められんのも普通に無間地獄だろ……)



 ともかくどちらに転んでも俺は死ぬらしい。スタート地点の都市から一歩も出ることなく死を迎える転生モノほんとひで(とても酷いという意味)。


 ……………とか考えているうちに彼らのは俺のいる茂みをスルーして行った。雑談してっからこうなるんだよバーカバーカwwwwあれ、あなた脳みそから腐敗臭しない?



(よし、それじゃあずらかるか……………)




 そう思い立ち上がり歩きだそうしたその時!










バキベキベキ!!





 





























「え………………嘘だろ…………………このタイミングで急に立ち上がったことで膝バキバキいうヤツだと………………?俺の体老いてね?」



「何だ今のおt……!!」



「あ、あいつは!」



「間違いない、奴だ!!」



「いや………まって今ほんとショックうけてんの。あのー老化の…………老化…………(傷心のあまり会話もままならない)」



 くそ、こいつら傷心の男に容赦なしかよ……………クズだな(自己紹介)。


 だが、見つかったとて奴らが俺を捕まえられるわけが無い。俺は度重なるぼっちであることによる空き時間を経、こういった状況に役立つ魔法を習得しているからなぁ!(小物)



「確保しろ!」



「確保されない。オラァ『シャットアウト』!」



「っ!な、なんだと!!」



「上級魔法を使えるのか!?」



「これでは奴に近づけない……!」



 この上級魔法、シャットアウトがあれば奴らは俺の半径5メートル(老化によるうろ覚え)の領域には入れねぇというわけだ!つまり捕まること等ない。物理的に無理やぞ。……魔法って物理なのか(バカ)?



「ギャハハハハハ!バーカバーカ(クソガキ)!!」



「ま、待て!不法滞在者!!」



「クソ………なんて足の短さだ……………!!」



「ああ…………!そして足が短いから走り方も気持ち悪い……………!!」



「てめぇらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」



 !いや、駄目だ、駄目駄目。うん。ここであっち行ったら死ぬわ。馬鹿だろ(言葉による自刃)。


 しかし、このまま何故かキモい走りかた(すっとぼけ)でナメプしていたら捕まって死ぬので、特典の力で全力ダッシュする。




「What do you mean?(煽り)」



「!な……………」



 騎士たちはあっという間に見えなくなり、前方に見慣れすぎて憎悪すら覚える(意味不明)ラチャ川が見えた。



(よし、ここを泳いで逃げればいずれはどこか帝都から離れた所に出れるぜ!!多分)



 地元で1番の水連達者で1時期あだ名が『水そのもの』だった俺の泳力なら問題なく泳げるはずだ!!多分。



 ……本当は帝都にいた方がいろいろ楽なので出ていきたくはないが、こんな森の奥まで追っ手(無能)が来てしまったんじゃあ仕方がない。


 着用していた鎧(前日から着用していたため汗臭い)を早業でデバイスにぶち込み、俺は全力で川に突っ込んだ!



「ヒャッホー!!はいもう勝ち確ですわ。多分」



 そうして俺は未だ追手の騎士たちの姿をみとめることすらもなく川を泳いで逃走した(走ってはいないので間違い)。







































(水きたねぇ………………)←かつて水そのものだった男




シャットアウト・・・・この作品では使用者から一定の距離以内に立ち入れなくなる魔法。ぼっちはしばしば他人に使用される。

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