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ぼっちVS異 世 界 ロ ン 毛・前編



「…………………(神をも憎しみで殺すかの様な顔)」



 もう名乗るまでもないだろうが、名前一文字野郎トです。


 あの後、更なる力を得、そして代償に人徳が失われた原因を調べようとしたがもうなんかやりようが無かったので、凄い腑に落ちない感じを抱きながら一旦帰宅し、一人腕相撲(病)をして気持ちを落ち着けてから週刊『右往左往』の出版社にカチコミをかけたが、





ワイ「この記事ふざけるな!こんな事してタダで済むとおもってんのかよ(激怒)」



出版社社畜「えうううんwwwwwwそんなこと言われてもwwwwwwwその記事が間違ってるって、あなたがあそこで死んでいなかったという証拠でもあるんですか(犯人)」



ワイ「\(^^)/」





 となってしまい完全敗北したトUCだった。


 やっぱりね、『~ない』という事を証明するのはめっちゃ難しくて『悪魔の証明』なんて呼ばれてるんだけど全くその通りだったわ。


 今生きとるやん、って言っても『あの時死んでからアンデッドとして蘇ったからでしょ(笑)』みたいなこと言われて死亡。生気あふれる体を持ち出してみても『腕のいいネクロマンサーならそのくらいの体なら作れますよ』と何気なく俺の肉体をそのくらいと評され貶され、誰かネクロマンサー目撃したのかよ!あとネクロマンサーって何だょ(小声)、と言っても『目撃してないけど居なかったとは限らない(超理論)』とあしらわれ俺の心はボドボドになってしまった。



 訴訟すれば勝てそうだが金がない。やっぱり世の中金なりけり。



 

 そして当然ながら転生者狩りの女の子達ともあれっきりである。一般的な異世界モノなら何かしらの関わりが生まれそうではあるが、これはもう諦めたのでいい。


 で、あの人達は特典で人徳を削ぎ落とされた邪悪の塊である俺に親切だったのが気になる。話しかければ大抵の人は答えてくれるが、あそこまで親切だった事はあまりないからだ。


 ………たまたまあの人達が聖女だったのだろうか。だとしたらSUNちゃんをブッ殺して彼女らを新しい女神に就任させたい(超不遜)。




 ………それは置いとこう。部屋の隅とかに(ホウ酸団子)。



 今は鉱山に侵入したラージアイを討伐するという任務で、また朝から帝都東の外れの森付近の鉱山に来ています。目標は6匹で、もう5匹を芸術作品にした(残虐)ので、残すところはあと1匹と言ったところになっていた。因みに俺の今日の起床時間は5時半だ(クソガキ並の自慢)。



 さて、森をアニメ○トでエロ同人を買う勇気が出ずレジ付近を狂人のようにうろついてしまった友達のごとく辺りを徘徊していたらラチャ川(漁協所有)に出た。


 ここには娼館漬けのクソオヤジ(決めつけ)との一件でいい思い出がないが、ラージアイのアイビームを避けやすいという点では森の中よりは良いので、しばらくこの付近を創作しつつエロい妄想をしよう(性豪)。



「Pi________」



 と思った刹那、難関ステージをクリアしてセーブしようとした瞬間にエラーが発生したプレ○ステーションの様な音声を発しつつラージアイ降臨。目玉おやじかな(揶揄)?


 ラージアイは既にこちらに気付いて臨戦態勢に入っている。その姿は取って付けたような翼をもつただのでっかい眼球のように思われるが、こいつのアイビームが速えのなんの。油断してると泣きを見る事になる。


 こいつの声?で思い出したが、皆も経験あると思うんだけど、学校の聴力検査とかで、重厚なヘッドホンつけて、そこから音が鳴ったら手に持ってるボタン押せ、ってやつをやる事があったんだよ。

 その時ね、俺は他人より気持ち優位に立ちたかった(DQN思考)から、音が鳴るタイミングを予測してジャストで押してたら7割くらいミスって先生に怒られた。



 なんて語ってたらアイツもうおもっくそアイビーム発射しとるじゃんこっわ。

 本屋などで18禁コーナーを発見し侵入する時の俺のように一直線にこちらに飛んでくるビーム。その速さは前述の通り凄まじい。ならなぜ俺が頭の中でこんなにも喋ってられるかってのはよくある大人の事情だから聞かないで欲しい(懇願)。




「よしよしよしよし………………いける(フラグ)!!」




 そのビームをよしよし言いながらなるべく最小限の動きで、かつフットワークなどを生かしできるだけ格好良く避ける俺格好いい(自画自賛なうえに格好いいを2回使用してしまう痛恨のミス)。



 なぜ(自称)バリアに定評のあるこの俺がいちいちビームを躱してやっている(熱い上から目線)のかというと、これまでの経験で色々思うところがあり、バリアばっかに頼るのもどうかということで敵の攻撃を躱す事にも慣れておきたいと思った、という訳だ。

 それにバリア展開してるだけで全く動かないのも画的に嫌かなぁ、と。それだと立ち絵以外のクラフィックないのかな?とか思われそうだしね。



 あの眼球兄貴(姉貴説あり)はビーム撃ってる時はあまり動かないので、ビームの発射元は変わらない。奴から見て前後移動ではなく縦横移動をなるべくしていれば意外に躱せるものだ。ビームの発射に合わせて斜め前に移動を繰り返せば簡単に近づくことも出来る。


 もっとも、ここは河原で足場が悪いので滑らないよう気をt



「ぐべっ………………………………ってあぶねぇぇぇぇぇぇぇぇ」



 ………いや別にコケてねえから。周りを和ませるための余興だから。河原でコケるとかあれ、ヤスデ以下だから(ヤスデはそもそもコケないことに気づいていないカス)。



 さて、余興を容赦なく中断させてきた眼球兄貴のビームを危なげなく避け(大嘘)、先程の方法で難なく接近する。こんな事ができるのも全部特典のおかげだ。

 ありがとう特典(の一部)!!お礼に今度ナムル奢ってやるよ!!…………特典にナムル奢るとか言ってて寒いと思わないの?(他人事)。



「オラ死ね!」



「―――!」



 その勢いのまま眼球兄貴に殴りかかろうとすると、それより早く奴が体当たりを仕掛けてくる。こいつが存外キツイので食らいたくないが、これはあくまで俺の作戦通りだ。



「(無言の受け流し)」



「!?」



 実はこいつはほぼ球体なので、結構簡単に受け流せたりする。そんなことしようとする奴はあまりいないが。


 俺はそのまま真っ直ぐに奴の一対の翼へ手を伸ばし、両手で1枚ずつ掴み、奴の………えー……………あの……なんか人でいうと背中的な所を両足で蹴ると同時に翼をエグいくらい引っ張った。



「――――!………………」



 すると哀れ眼球兄貴は絶命してしまったではないか!これはどういうことか!?


 至極簡単、このラージアイはなかなか強敵ではあるが、翼を引っこ抜かれるとめちゃくちゃ簡単に死ぬというクッソ虚弱な目ん玉なのだ(目ん玉が虚弱なのは当たり前である)。俺は脳筋主人公じゃあないので、こういった知識はしっかり持ってるんだな〜(小物フェイス)。


 しかし、ラージアイは見た目は怖いがそこまで凶暴な魔獣ではないし、このあたりには本来いねぇはず。だから討伐依頼が出たわけだが……………………いや、俺の知ったことではありません(半沢)。



 ともあれ、これで任務は完了だ。俺はさり気なく余興をしたために出た鼻血を川で洗い、そして6対のラージアイの翼を持ち悠々と帰路に着いた。





































「あー爪の間に鼻血入っちゃってるよ………………ん?」



 今回はしっかりギルドで報酬を受け取り、キモいくらい肩を揺らしながら帰宅すると、何故か俺の自宅(虚言癖)の付近に見覚えのある恰好いい甲冑マンたちが屯していた。


 ええ……(困惑)と思っていると、そのうちの1人が徐ろにこちらに歩み寄ってきた。めちゃくちゃこっち見ててこわい(小並感)。



「あなたがト・イソジンさんですか?」



「……………………っ!」 



 ついに……………ついに来てしまった……………………。



 俺が……………俺が異世界ライフを送るに当たってもっとも懸念していた事象と相対するときが………………………。



 そう……………目の前にいるこの男…………………………!

















































「ロン毛……………ッ!!」



 間違いない……………これが……これが異世界ロン毛!!







Q.異世界ロン毛って何?


A.異世界特有のロン毛のことだ(直球)。






(畜生!…………俺は『あの時』以来ロン毛が苦手なんだ…………)



 …………俺は過去にロン毛が引き起こした途轍もなく恐ろしい出来事に遭遇した事がある。それが原因でロン毛に苦手意識を持ってしまっている。……嫌いなわけじゃないが、苦手なんだ……。






 ――そう、あれは俺がまだ童貞だった時の話だ…………(突然の回想)






〜なりけり・・・・〜だなぁ、〜なことよ、等といった意味。筆者の周辺では古典単語を会話に取り入れることがパラメータになるという謎すぎる風潮があり、ヤンキーも古典的発言をするというシュールな光景もしばしばあった。


童貞・・・・勇 者 は 童 貞(断定)

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