ぼっちVS雪に立ちションした時にできる穴・後編
「……………ん?」
帰路についている途中、近くの森特有の茂みみたいになってる部分の奥の方になにかの光沢が見えた。
これは気になるなぁ〜(無意味なゲス顔)。是非確かめねーとな。
下がぬかるんでいるためキモい歩き方になりながら近づいていくと、その黄金の光沢をはっきりと認識することができた。それは良く見ると力の種のようだった。黄金のそれが3つ、蔓に付いていた。
何だァこんなもんきったねぇなぁ(悪口)と思いつつなんとなしにそれを摘んでみると、それは呆気なく蔓から取れてしまった。
(゜∀゜;)と思ったが、更によく観察してみると、マジモンの植物でした。
……ともすればこれはレアアイテムじゃねぇか!?が、金色の力の種など二ヶ月のぼっち生活で時間潰しに読んだ数々の書物にも載っていなかった。ぼっち生活にはやっぱ本が役立つよな。俺は前世ではぼっちで無かったからこの事実は転生の賜の一つdいらねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ
……あ、あとイヤホンで曲聴くとか、握力鍛えるアレを握り続けるとかでもええな。
イヤホンといえば、俺は低音重視だからパナ○ニックが好きなんだけど、エ○コムは低音あんまり重視してねーからクソだって言ってたら先輩に殴られた。
話逸れすぎたな。ともかくこれはすげぇ逸品かもしれん。よし……………………
…………………食おう(白目)
――――翌日―――――
押忍、トだ。いやー、うん、あれ、その、あー、うん(語彙力皆無)。
あの後俺は魔物と遭うこともなく無事クエストを完了させ(人徳が無さすぎるあまり魔物すらも寄り付かなかったと思われる)、無事金を得た。
まぁ金貨には及ばなかったんだけどな………いやこれ当たり前だから。俺が無能とかではないから。そんな簡単に金貨なんか手に入るわけねぇだろ、てめぇの肋骨でギター弾くぞ(短気)。
…………で、先の黄金の力の種、長いから金の種としよう。……ん?金の種……ちょっと卑猥だな(エロの鬼才)。
で、その金の種だが、これが凄かった。通常の力の種を遥かに凌ぐドーピング性能を見せた。
その威力たるや膨張した筋肉のせいでスーツを着た松○人志のように鎧がパッツンパッツンになり体中が痛くなるほどだった。マイナスじゃねーか。(ちなみに最終的に鎧は砕け散った)
まぁともかくコイツは半端ねぇ代物だった。しかもこれが全く世に出てないのだ。そういう訳で俺はこの種を栽培し、大金をぼったくって生活の糧にしようとと画策している(クズ)。
専売制が確立されればもはや人徳とか関係なくなる。俺と関わらざるを得なくなるわけだからなぁ。
「ヘッ、馬鹿か。その金の種を買った者がそれを元手に栽培しだしたら終わりだろうが。調子こいてると冷めきった高野豆腐食わすぞ」と思う方もいるだろうが、一般的に売られている力の種には発芽しないようにする施術が施されている(意味被り)。その技術を身につければ、俺でもいっぱしの商業者になれるって寸法よ(浅はか)。
いやぁ、こりゃあ俺の天下もちけぇな!ギャハハハハ(DQN)!!あっ顎外れた。
……………しっかし、何か忘れてるような気がするんだけどなぁ……まあ関係ねーか。もう失う物特にないし(豪放磊落)。
握力を鍛えるアレ・・・・グリップがデカ過ぎて「これ誰用やねん」っていう奴を除く。