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太陽の涙  作者: 劉・小狼
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 「・・・でも、見間違いだったかも?・・・」


 悟郎がそう言い終わる前に悟郎の前から

 浩太の姿は消えていた。


 『まったく! どこにいるんだよ!・・・』


 浩太は心の中でそう呟きながら、森のほうへと

 自転車のペダルを思い切り、踏み込んだ。

 浩太が息を切らしながら、由貴の両親が経営している

 民宿の前を通りかかると由貴が民宿の前に立ち尽くし、

 今にも泣き出しそうな顔をしていた。


 浩太は自転車を止めると


 「いたか?」


 今にも泣き出しそうな由貴に真夜のことを聞いた。


 「だめ。 どこにもいない。」


 由貴は首を横に振り、真夜が島の何処にもいないことを

 浩太に告げた。

 浩太は今にも泣き出しそうな由貴を見ながら


 「俺、もう一回、島中を見てくるから・・・

 見付かったら、知らせろ!」


 そう言うと再び、自転車を漕ぎ出した。

 由貴の両親が経営している民宿をあとにし、坂道を上がり、

 湧き水が湧き出ている所で浩太は


 『そうだ! ここでアイツ【真夜】と話したんだよな・・・』


 真夜とはじめて話したことを思い出していると

 湧き水が出ている脇に炭酸入りのジュースが

 ちょこんと置かれていた。


 『まさか!・・・』


 浩太が慌てて、その炭酸入りのジュースを手に取ると

 そのジュースには黒いマジックで


 『わたしを探して!  真夜』


 と書かれていた。


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