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だぶさん  作者: 千路文也
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007  毎日の晩酌は欠かせない


 だぶさん自身は今の現状にも満足をしていた。家に帰って酒を一杯飲み、好きなドラマを見ながら晩酌をする生活を。これだけだとまるで帰ってきたサラリーマンのようだが、実際のところ野球選手なんて家に帰れば普通の男である。世間が勝手な想像を抱いているだけであって、ほとんどの選手は家の中でも練習をしているだなんてとてもじゃないが言えない。だぶさんもその内の一人であり、あくまでも家の中では田部永十郎でいたかった。家の中でも野球一色だなんてツマラナイので、普段の自分をありのままにさらけ出す。それが最高の瞬間だった。特にだぶさんは今注目されている選手だから、どうしても世間の目に重圧を抱く。その重圧から解き放たれる瞬間こそ、家に帰ってリラックスをしている時である。リラックスの効果をしっているから、家では自分が一番楽しいと思える事を存分にしていた。ただ酒を飲むのは勿論、時にはききぜけに発展する瞬間も訪れる。それぐらい、彼にとっての酒は最高のストレス解消なのだ。



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