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村祭りにて。
ちょっと時間が出来て、書いてみたいと思ったので行き当たりばったりですが、書いてみます。
村の祭り。
吟遊詩人は歌う。
世の四大王を歌う。
北の山脈に居を構える竜王「オブホーン・ブレンス」
南の森に覇を吠える獣王「ライラ・グエンコフ」
東海を統べる海帝王クラーケン「クラコプト・シーネス」
西の果てに居ると言われる魔王「デイジー・レイズ」
世の三強を歌う。
無手千手、先代竜王「ルーデン・ブレンス」
人間種最強、武聖「イオシス・グノーシス」
金線、剣姫「アネスト」
世の隠者を歌う
弓導師「チェンコ」
エドワウの森の管理人「チップ」
歪曲魔法の使い手「クーラ」
夜の国の影「ザイル」
子供達は目を輝かせ、
さらに強者の歌を求める。
大人達は子供達に微笑み、
吟遊詩人は了承する。
続く強者は、
クーレイ国騎士団、レンド傭兵団、バルカ海商団。
いずれも世に響く兵達。
そして、かつての戦を歌って聞かせる。
炎が弾け、祭りの夜は深けていく・・・・。