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花筏
花筏。
夜半に降った雨と風
本日は晴天なり
しかしながら春霞
一面に花びらの絨毯欄干橋の上で
川の水面を見れば
桜の花びら花筏
朝の太陽に照らされ
水面は燦然と輝く
眩しい花筏
欄干橋に積もった花びらを両手に集め
擬宝珠の真上で水面に向かって
勢いをつけて放つ
ひらひらひらひらん
桜の花びら舞う
着点は花筏
ゆらゆらゆらり
はらはらはらはらりと
途中乗船
ゆらりゆらり水面に揺られて
花筏は進むよ
どこへいずこにいかん
ゆっくりゆっくりゆっくりと
目を細め
桜の日々を愛でる
満喫。




