56/59
啓蟄の頃蟄居申し渡す
そんな寒暖差。
もしもし申し渡す
啓蟄の頃なれど
謹慎蟄居を申し渡す
おいおいおいそれはないんでないの
春も麗らに御座候
この機を逃せば
我が本懐は果たせぬ
死んでも死にきれん
我が春を謳歌し
生まれきた意味
生を紡がんことには
先祖に生まれてきた自分に申し訳がたたぬ
むふうそこまでのお覚悟がありならば
無理に止めぬはせぬが・・・
かたじけなし春の主殿
いやな
我猪突猛進っ
昨日は春日和なれど三寒四温の昨今
本日は極寒雪景色也
なんとそれを早く申されよ
せいてはことをしそんじると言うではないか
あいわかった拙者啓蟄の頃蟄居致し候
うむ今しばらく春を待たれよ
あるね。




