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奄美来光
うん。
薄あかり引き潮の浜辺を歩く
ざぶんざぶんと引いては寄せる波の音
のぼる朝日はあどわずか
山稜の影からてぃだの光がもれる
その時を待つ7時9分
光に導かれるかのよう
たなびく雲たち
ご来光は7時17分
山に隠れていた分遅れたか
山の裾野がぼっと大きく煌めき
頭を覗かせたかと思ったら
あっという間に
灰色の空を光で染める
奄美の空がブルーに変わる
ふっと思い
なけなしの知識を発揮させ
愛加那なんぞワード入れてみる
ここは奄美大島
いのちむきだしの島
あと数時間で離れる
惜別の空と海
よき。




