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俺の好きな女性は、家庭教師の嘉穂さん。

作者: 七瀬






“俺の好きな女性は、家庭教師の嘉穂さん。”



高校受験の為に、俺の母親が家庭教師を雇う。

その女性が、“嘉穂さんだった。”

俺より8個上のキレイなお姉さん。


俺は初めて嘉穂さんを見た時から、“一目ぼれしてしまう。”

俺は3人兄弟の末っ子で、女性に慣れていない!

同級生の女の子にも、まともに話せないのに年上のキレイなお姉さん

なら尚更、上手く話す事が出来なくて最初はドギマギしていた。

そんな俺を嘉穂さんが優しくリードしてくれる。

“年上の女性って本当に素敵だー!”




『陸くん? ここの問題、解いてみて?』

『・・・うーん?』

『これはね、こうやってこう解くんだよ。』

『・・・ううん、』



嘉穂さんの体が俺の体と密接に触れているような、、、?

だんだん嘉穂さんの顔が俺の顔に近づいてきて、優しく俺は嘉穂さんに

キスをされる。



『“この事は、ママには内緒ね!”』

『・・・ううん、』




この日から、嘉穂さんは俺の体に触れる事が増えていく。

キスも俺は嘉穂さんが初めてだったし、その後の体の関係まで俺は

嘉穂さんに奪われる!

家族が居ない日に、嘉穂さんが家庭教師という事を利用し俺と体の

関係をもったのだ!



『これで、陸くんも大人の仲間入りだね!』

『・・・全部、嘉穂さんのおかげだよ。』

『でも? 勉強もしようね! そうじゃないと私、家庭教師! クビに

なったちゃうから!』

『うん、俺が絶対に嘉穂さんをクビにさせないけどね。』

『なんだか陸くん? 性格まで大人になったみたい!』

『“俺が嘉穂さんを絶対に幸せにするから!”』

『凄く嬉しい!』




この時の俺は、もう高校受験なんて関係なかった!

勉強なんてどうでもいい! 嘉穂さんとずっと一緒に居られれば、

それでよかったんだ。



・・・でも? 嘉穂さんは違う!

歳の離れた俺を嘉穂さんは弄んでただけ!

“恋愛感情なんてなかったんだ。”

俺が第一候補の学校受験に受かれば、その日で家庭教師が終わった。

嘉穂さんは俺の家族と特に母親と仲が良かったが、それっきり俺は嘉穂さん

と会う事ができなくなった。

嘉穂さんはその後、違う男の子の家庭教師になったと風の噂で聞く。

なんだよ? 俺の気持ちはどうなるんだよ!






 *





・・・それから俺も社会人になり、立派な大人になった頃。

突然! 嘉穂さんが俺に会いに来た!

俺は既に実家を出て、一人暮らしを始めていたが、嘉穂さんは俺の母親に

久しぶりに連絡を取り、俺の居場所を母親から聞いたみたいだ。




『よっ! 陸くん、久しぶり!』

『・・・えぇ!? か、嘉穂さん?』

『そう! 随分と大人になったみたいだね! 凄くカッコよくなったじゃん!』

『ど、どうしたの、急に?』

『“どうしても陸くんに会いたくなったから会いに来た!”』

『・・・・・・』

『なに? 嬉しくなかった?』

『そ、そうじゃないけど、』

『“私と会えて嬉しい?”』

『うん。』

『じゃあ、部屋に入れてくれない?』

『まあ、いいけど? 部屋散らかってるよ。』

『じゃあー私が片付けてあげる!』

『・・・・・・』






・・・こうやって久しぶりに俺は嘉穂さんと会ってまた体の関係を

重ねてしまう。

俺はまだ嘉穂さんの事が好きだから。

それを知ってか知らずか、いや? “完全に俺が嘉穂さんの事を好きだと

分かっていて、嘉穂さんは俺と体の関係を重ねたんだと思う。”

俺の心をまた捕まえるためにね。

俺も懲りずに嘉穂さんに捕まえられた!

こうして、“嘉穂さんは俺だけの家庭教師になる!”

今度は、俺の心と体を繋ぎとめるための家庭教師。

俺はきっと嘉穂さんからは、もう逃げられないのだろうなと思うんだ。


最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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