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物語の始まり



ある八月の夏、3人の少年少女が学校へと登校していた。



「あ〜マジ学校だりぃ、いっそのこと休みになってくれないかなぁ、なんて幻想叶うわけないかぁ、あぁ神様、存在するなら俺を救っておくれ…」



一人の少年が気だるそうに言う、



「あんた、いつもそれしか言わないじゃん、そんなことばっかり言ってないで少しは勉強でもしたらどうなの?いっつも深夜までゲームしてばっか、だから毎朝起きれないのよ」



そのコメントに、指摘を入れる少女、


「え?なんでお前俺が深夜までゲームしてるって知ってんだ?」



「そんなのフレンド欄から見たに決まって……」


この時、少女は気がついた、自分も深夜ゲームやってることにバレたと……


「なんだ!お前も深夜バリバリゲームしてるじゃねえかよ!」



少年が少女を指差し、にたりと笑いながら言う、



「うるさい!私はねぇ!私はいいのよ!」



「何言ってんだこいつ、その腑抜けた頭治すために産まれ直してきた方がいいんじゃないか」


少年は、ムキーと頬を膨らませる少女にいう、

そこの少し、落ち着いた声が飛んできた。


「まぁまぁ、二人ともその辺にしとけよ、近所迷惑だぞ、どうせ二人ともバカってことは変わらないんだから、大人しくしておけ、あと学校をだるいとか言ってちゃ、この後の人生何も上手くいかないぞ」


まるで将来を見据えるかのように、そう告げた少年、


そのコメントに少年少女の二人は声を合わせて、「最初のコメントは余計だ!」といった、仲がよろしゅうこと、



「けっ!いいもん!俺は人生楽して頂点を掴んでやるんだから!」


少年が拗ねたようにコメントする…


「また、そんな考えに浸っちゃダメよ!勉強という名の苦労を重ねて!人生輝いてみせるのよ!」


「まぁ君たちは、二人ともしっかり赤点のオンパレードだったからね、せいぜいたくさん苦労したまえ、僕は高みの見物でもしてるとしよう」


「はぁ!?一人だけ調子乗らないでよね!すぐ私がこの天才的な脳みそで追い抜いてみせるんだから!」



「多分煩悩の間違いだね」



「ムキィ( *`ω´)」


こんなほっこりした会話がコンクリートの路地の上で響いていた。その風景は、見ている他人の心を和らげるようなものだった、このような幸せな日常が続いていた……そしてこれからも続くはずだった……



このような異変が起きるまでは…


三人がそのまま登校を続けていた、その時



突然三人を囲むように路状に光の魔法陣が現れる

魔法陣は目も開けられないような神々しい光を出しながら模様を描いてゆく…


そんな光景の中…



「はぁ?なんだこれ!?」


「ちょっと輝くおならなんて求めてないわよ!」


「やばい眩しくて何も見えない」


何が起きたかわからない恐怖…また少しの好奇心…

少年少女たちは困惑で心の色を染めていた。


やがて、光は強まり、あたりいっぱいをその神々しい光で包んだ後、




少年少女三人と共に、跡形もなく消えた




完全趣味で始めました!暖かい目で見守って下さると嬉しいです!

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