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前世日本の高校教師は、異世界で本物の教育者になる。  作者: 七四
第4章 ブランシュタイナー侯爵の動乱
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アレキサンド王の最後

ルミナ達の部隊はアレキサンドリアまで急いで向かう。

上空からは飛行機で哨戒してもらい、敵がいたら近くに爆弾を落として知らせて貰うようお願いしていた。


そもそも絨毯爆撃するほど積載量は無いし、測定器も無い爆弾の水平投下なんて当たりっこない。

ただ、敵を見つけるには上空からの哨戒は非常に効果的で、何回か敵と遭遇した。


その都度、オロチを前面に出して脅し、砲車の拡声器で投降を促す。


元々、砦の攻略を想定に入れていなかったのか、この街道に居る部隊は強制召集の人間が多く、総じて士気は低く、素直に投降に応じてくれた。


両者の犠牲を最小限にする作戦で進軍し、想定より少し早い、要塞を攻略した6日後にはアレキサンドリアの城壁まで着いた。


城壁から、アレキサンドの居城までは1メモも進軍すれば着くだろう。


夜陰に紛れてルミナ達は集まり、会議をする。


「いよいよ。アレキサンドリアですわ」

ルミナが全員に語る。


「地図によると、あの城壁の奥にある大きめの道をまっすぐ行けばアレキサンドの居城があるみたいですよ」

ミルトは地図を指さしながら語る。


「しかし、斥候の話では守備隊はあまり居ないみたいだね。なんでだろ?」

洋介は不思議に思う。


「そこまで余力がないのでは?」

ノイアが語る。


「確か、ルフトの報告ではオクト草原には10万人以上集まっているとか言ってましたわ」

ルミナが言った。


「やっぱり、でもこっち側にそれだけ割いてるって事は、王都側にはもっと居るって事よね?」

ミリムは洋介に尋ねる。


「だろうね。少なくともこっち側の倍は振り分けないと、まともに戦えないんじゃない?」

洋介が腕を組み、考えながら答える。


「そうでしょうね。王都は常備軍だけでも4万人以上。全軍召集だと15万人以上だと噂で聞いてますわ」

ルミナが答えた。


「その規模から考えると最低20万人、できれば倍の30万人は準備しないといけませんねぇ。いくらブランシュタイナー侯爵領が大きくなったといえども、総兵力40万人以上を揃えるのは難しい事だと思います」

シャドウは腕を組みながら語った。


「だから、あんな無茶苦茶な事したんだ…」

ミリムが呟く。


「たぶん、こんなに早く攻め込まれるとは思ってないし、余力も無いから、アレキサンドリアにあんまり軍を残していないんじゃない?……まあ、守備隊が少ない事以外はだいたい予想通りだね。僕とシャドウの」

洋介は得意げに語る。


「さすがは、旦那様!!…と、シャドウさん!」

ルミナは洋介に抱き着きながら言った。


「…」

ミルトは殺気の籠った視線を洋介に浴びせて抗議をする。


「まだ喜ぶのは早いわよ!で、これからどう攻めるの?砲車で街を破壊するの?」

ノイアが少しイラつかせて怖い事を言った。


「いや、今までと同じで城壁を破壊した後、オロチを前面に出して一気に居城まで攻め込む。そして、砲車から最大音量で降伏勧告するんだ。『ブルト軍が街を完全に包囲した!アレキサンドは降伏しろ!』ってね。アレキサンドを降伏させれば、この戦いは終わると思う。極力戦闘は避けつつ、アレキサンドを引きずり出すんだ!」

洋介は拳を握りしめ語る。


「大丈夫なの!?包囲なんてできるほど人がいないじゃない?」

ノイアが目を見開き言う。


「町を包囲することはそれほど重要ではありません。居城を包囲して、適切に部隊を配置すれば中からは分かりませんので。短期決戦では嘘も真になりえるのです。問題はどうやってアレキサンドを引きずり出すかです」

シャドウが強い口調で語る。


「我らが城を攻め落とそう。アレキサンドは憎き仇。居城の城門さえ破壊してもらえれば大丈夫だ」

いままで黙って聞いていたパロロは目を見開き、語る。


「しかし…犠牲者が多く出る可能性が」

ルミナが眉間に皺を寄せて語る。


「我らは死を恐れない。アレキサンドを屠れるなら一族全て死ぬ覚悟だ」

パロロは唸り声を上げながら答える。


「ルミナさん。ここはパロロさん達、ルック族に任せましょう。スピードもあり、狭い場所での戦闘に長けてます。城を攻め落とすには、まさに適任だと思います」

シャドウがルミナに語る。


「本当にいいのですか?」

ルミナはパロロを見つめる。


「無論だ。ただ、ギギとララはブルト伯爵の生贄の為こちら側に参加することは認めん。それだけは言っておく」

パロロははっきりと言った。


「え~!!そんな~!」

ララが驚き叫んだ。

ギギは目を見開き口をパクパクしていた。驚きすぎて声が出ないようだ。


そんな、ララにパロロの鉄拳が飛ぶ。

頭にヒットして大きなタンコブを作り、目を回しながらララは倒れた。


「馬鹿者!敵前で声を荒げる馬鹿がいるか!?ギギ、お前たちの殺生与奪を決めるのはブルト伯爵だ。私ではない。今までは同行を許したが、今回は事情が違う。だから認めんと言ったのだ」

パロロははっきりと語る。


「しかし!?父上!」

ギギはなおも食い下がる。


「言い訳無用。ブルト伯爵よろしくお願いします」

パロロはルミナを見て深々と礼をする。

ルミナは、その眼の奥に息子や娘を思う気持ちを直感的に感じた。


「わかりました。ギギとララは私の護衛を命じます。いいですね?」

ルミナはギギに強い口調で言った。


「わ…わかりました。ご主人様。ララにもそう伝えます」

ギギはかしずいた。


「あの…無茶な事は重々承知でお願いなんですが」

洋介はしどろもどろでパロロに語る。


「何でしょう?」

パロロはまっすぐ洋介を見て返答する。


「できるだけ、人を殺さないように攻め落とせないでしょうか?戦闘不能になった者に止めを刺さないとか、逃げる者は追わないとか…」


「ヨウスケさん!それは酷いお願いですよ!死と隣り合わせの攻城戦でそんなことできるわけがありません!」

ノイアが強い口調でいさめる。


「ノイアさん。大丈夫です。かなり難しいと思いますが、ヨウスケさんの気持ちはよく分かります。善処しましょう」

パロロははっきりと言った。


「ありがとうございます。必ず生きて帰ってきてください!!」

洋介は深々と頭を下げて感謝した。



「それでは、明日の日の出と共にアレキサンドリアへ進軍します。皆さん!必ず生きて故郷に帰りましょう!」

ルミナが強い口調で皆に言った。


「は!」

その場にいた全員が胸に手を当て敬礼をして声を上げた。



7日目の朝、砲車を布陣し、城壁への攻撃を開始する。


砲車が火を噴き城壁を木端微塵に粉砕した。


全員が一気にアレキサンドリアの居城を目指す。


「ブルト軍がアレキサンドリアを包囲した!全員武器を捨て、投降せよ!!」

街に侵入した砲車が大音量で放送する。


家々から人々が飛び出し、オロチの姿を見て恐怖し、投降した。

小規模な小競り合いも発生したが、その都度鎮圧し、極力犠牲者が出ないように進軍した。

上空からは飛行機も哨戒にあたり、アレキサンドリアの広場や居城の庭に爆弾を落として威嚇した。


そして、予定通り1メモで居城を包囲する。


厚い大きな城門だったが、木製の為、砲車のカノン砲の敵ではなかった。

2発撃つ頃に跡形もなく四散し、無くなっていた。


一気に獣人ルック族1500人が城内になだれ込む。

馬の様な速さで城を攻めて行った。


壁に設置してあった鉄玉てつたまが火を噴いたが、獣人の速さに照準がついてこれず当たらない。

逆に煙が酷くて視界を遮る始末だった。


砲車はそんな銃座をカノン砲で狙い撃ち、沈黙させる。


アレキサンド軍に打つ手は無く、2メモ後には城は陥落した。


攻城戦に置いてアレキサンド軍の抵抗はそこまで激しくなく、ルック族にも少なからず犠牲者は出たが、想定より大幅に少なかったし、パロロも無事だった。

アレキサンド軍も同様で、自ら仲間を引き連れて集団で投降する将校もいた。


しかし、肝心のアレキサンドは発見できなかった。


ルミナと洋介が焦る。


居城前の広場にルミナ達の中心部隊が集まり相談する。


「どこに行ったんだ?逃げたのか?」

洋介が苦々しく語る。


「アレキサンドも貴族ですから、そんな卑怯な真似はしないと思うのですが…」

ルミナも困惑する。


「どうだか…まあ、城も落としたし、フルートっていう参謀も捕まえたから良いんじゃない?」

ミリムが呑気に言った。



「!?ご主人様!右から魔法が来ます!」

シャドウが叫び、オロチが皆の盾になる。


火の魔法がオロチに当たるが、大したダメージは与えられなかった。


「さすがはヨウスケのビーストだ。こいつらが俺の部下なら簡単に世界を取れていたのに…惜しいな」

魔導師10人ぐらいに守られ、右側にある、大きな建物からアレキサンドが出てきた。


「アレキサンド・アウーラ・ブランシュタイナー…今は神聖アレキサンド大王ですか?降伏しなさい!!貴方たちに勝ち目は無い!」

ルミナは叫んだ。


「ふん!前線には我が部隊40万がいる。こんな街など、いくらでもくれてやるわ」

アレキサンドは鼻で笑いながら語る。


「あなたは!!領民をなんだと思ってるの?罪もない人が戦場で死んでいるのに…故郷を捨ててどこに行こうというの?」

ミリムが叫ぶ。


「理想卿だ。死んでしまう人間など所詮それぐらいの価値しかないのだ。とても私の理想卿に住める価値は無い」

アレキサンドは平然と言った。


「狂ってる…」

ミルトは独り言のように呟いた。


「ヨウスケよ…お前とその仲間達がいれば世界を征服することも可能だ。私と一緒に歩まないか?お前が希望するならルミナと一緒でも構わんぞ?褒美は…そうだな…世界の半分でどうだ?」

アレキサンドは洋介にはっきりと言った。


「僕は貴方の考えは一生わかりません。貴方のせいで大勢の人間が死にました。先の戦だってそうだ。罪のないルミナの両親を己の欲望の為に殺したんだ。僕はそんな貴方について行くつもりはありません!貴方は聡明な知識をなぜ領民の為に使わず、己の欲望に費やしたのですか?もっと上手く使えば、こんな事にもならなかったはずなのに…」

洋介は強い口調で語る。


「詭弁だな。知識はいずれマルトのように暴走する。お前がいくらいさめても、人間は知識を使って殺し合うだろう。今回は俺が初めてだっただけだ。次々と俺みたいな人間は出てくるぞ?そろそろ自分に正直になれ。欲望のまますべてを手に入れろ!金も、名誉も、女も!お前は、俺と共に世界を牛耳る価値がある!」

アレキサンドは嗤いながら叫ぶ。


ルミナが洋介の手を握る。

洋介はルミナの手を強く握り返した。


「おことわりをします。僕はこの世界で、ルミナと共に平和を教える教育者になります!それが僕の使命です」

洋介はきっぱりと言った。


「そうか……お前は前ブルト伯爵のような馬鹿だ」

アレキサンドは、そう呟くと洋介に向かって飛び、一撃を加える。


シャドウが瞬時に同化し、盾となって太刀を受けた。


反動でアレキサンドは空中で体を翻し、今度は隣にいたルミナに一撃を加えようとする。


シャドウは瞬時に同化を解き、ルミナを庇う。


シャドウの右腕が飛んだ。


アレキサンドはシャドウを蹴り、1回転して間を取る。


「盾である私にここまでダメージを与えるとは……貴方、本当に人間ですか?」

シャドウは腕を拾いながら冷静に言う。


「シャドウ!大丈夫か!?」

洋介がルミナを抱き寄せながらシャドウに叫んだ。


「ご主人様は、ルミナさんをお守りください。ここはビーストである私達の役目。オロチ!ヤツを殺しなさい!!ただし、首は残せ!!」

シャドウは腕を元の場所にくっつけながら叫んだ。

数秒で腕はくっついた。


「オオ!」

オロチはアレキサンドに突進する。

護衛から魔法が飛ぶが気にせず突っ込む。


その瞬間、オロチの首が一本飛んだ。

アレキサンドが豪速の一太刀をオロチに放ったのだ。


オロチの首は空中を一回転して、無残にも地に落ちた。


その光景を見て、その場にいた全員が絶句する。


「なかなか面白い奴だ。あのレオパルトより少し小さいが歯ごたえがある。久々に本気が出せそうだ」

アレキサンドはマントを脱ぎ棄て両手に剣を持ち、構える。


「まるで、スサノオノミコトだ。しかも、オロチは酔ってもいない。ヤツは狂人かつ化け物のように強い。あの刀身に宿る力は…おそらく魔力。ヤツは魔剣士だったのか」

シャドウは驚く。


オロチは首を落とされたことも気にせず突撃する。


シャドウも飛び上がり、加勢する。

仮面を少しずらして、口から炎を吐いた。


アレキサンドの魔導師たちが水の魔法で対抗するが、あまり効果は無かった。

魔族であるシャドウの炎は強力だった。


しかし、アレキサンドは巧みに避けてオロチを攻撃する。


今度は2本首が落ちた。


「ガアァァア!」

さすがのオロチも悲鳴を上げる。


「ハハハ!どうした?もう終わりか?」

アレキサンドは挑発する。


「人間メ!」

挑発に激高したオロチは雷のブレスを吐く。


しかし、アレキサンドは察知し、剣を一本地面に突き刺し、避雷針代わりにする。


「人間じゃない…」

アレキサンドの動きを見て、ノイアが絶句する。



ビーストと人間の壮絶な戦いが広場で繰り広げられていた。


しかし、オロチの首は一本、また一本と落ちていく。


そして、最後の一本が切られた。


「オロチ!」

洋介が涙を流して叫ぶ。


その瞬間、シャドウが最後の首を持ち、アレキサンドに投げつける。

そして、飛んで行った最後の首が目を見開き、アレキサンドに噛みついた。


最後の首はアレキサンドの体を半分食いちぎった。


そして、首は地面に落ち、オロチは絶命する。


オロチの体は砂の様な物になり消えた。


アレキサンドは血を吹き出しながらヨロヨロと後退する。


「ぬかった…俺もこれぐらいの価値の人間だったという事か…エレナ、俺は…」

断末魔と共にアレキサンドは倒れる。


そして、絶命した。


こうして、ブランシュタイナー王の狂乱は終わった。




「シャドウ!オロチが!オロチがぁ!」

洋介が泣きながらシャドウにすがる。


「ご主人様。涙を拭いて褒めてやってください。それほど、アレキサンドは強かった。オロチはご主人様の為に死にました。それはビーストである私達にとっては名誉ある死です。どうぞお願いします」

シャドウは洋介の涙をハンカチで拭き、はっきりと言った。


ルミナはシャドウにすがる洋介を支えた。


「オロチ…助けてくれてありがとう。お前の事は一生忘れない。また、生まれ変わっても、俺のビーストになってくれ」

洋介は涙を拭きながら、オロチが消えた場所を見た。

そして、深々と礼をして感謝した。


「シャドウさん。先ほどは庇っていただき、ありがとうございました。おかげで助かりました。そして、今は亡きオロチ…ありがとう」

ルミナはシャドウに深々と感謝する。

そして、オロチが消えた場所を見ながら深々と礼をした。


「我らはビースト。ご主人様のお役にたてるのであれば、たとえ死んでもかまいません。また、ご主人様の御子息をお守りできるのであれば、この身でいくらでも太刀を受けましょう」

シャドウは大げさな身振りで恭しくルミナに礼をした。


「ご子息?」

ルミナと洋介は不思議な顔をする。


そして、言葉の意味を理解して二人は顔を見合わせて驚く。


「ご主人様。泣いている場合ではございません。まだまだやるべきことは多くあります。ご子息の為にもルミナさんをサポートして戦を治めましょう」

シャドウは洋介に恭しく言った。


「…そうだね。死んでいった人たちの為にも頑張らないと」

洋介は呟く。


洋介は使命を全うしようと心に誓った。




居城に着くと、ルック族が地下でエレナを発見し洋介達の前に連れてきていた。

しかし、残念なことに口がきけなかった。

目は空けているが虚ろで、かなり痩せており、人形の様な雰囲気だった。


「これは…長い間魂の会話で操られた後遺症か、もしくは辛い記憶を自ら封印するための防衛反応か、いずれにしてもあまり良い状態とは言えません。すぐにも療養をした方がよろしいかと思います」

シャドウがエレナの様子を見て言った。


「そうだね。でも、本当に生きてて良かった」

洋介が安堵する。


「姉さん…」

ルミナはエレナを見て複雑な表情をした。


「ルミナ…エレナさんも辛かったのよ。今はゆっくり休ませましょう」

ミリムとノイアはルミナの両肩を叩き、言った。


「そうね。また元気になるかもしれないし」

ルミナは勤めて明るく返事をしたが、無意識に涙がこぼれた。





ついにアレキサンドリアは陥落し、ブルト軍の占領下に入った。

その後、合流したグルンにお願いして王都にアレキサンドの死と、アレキサンドリアの占領を伝える。

その話はたちまち各前線まで行きわたり、アレキサンド軍の厭戦気分を大いに刺激した。


それから2週間の期間を要して、すべてのアレキサンド軍が投降した。


ジェノブ王国内の戦乱は終わりを告げた。

次回更新は11/19です。

次回が最終回ですのでよろしくお願い致しますm(__)m

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