9 ハンガーと爪切り
「ハンガーはどんなものを使っていますか」
そう言われてハンガーを見直す。
使っているのは、近所にあるチェーン店のクリーニング屋さんのくれるもの。
何の不満も文句もなくクリーニング店と同じものを使っています。むしろこれじゃなきゃ嫌。
クリーニングに出すのは旦那様のスーツしかないけれど、出して戻ってきた時についてくるハンガーを使っています。
戻ってきた旦那様のスーツは、型崩れしないように肩がしっかりとしたハンガーに掛け直しますが、それ以外は全てクリーニング屋とお揃いです。
その理由。
プラスチック製で濡れても平気なので、洗濯機から出した濡れた服をそのまま掛けられる。雨に濡れても平気。
左右対称に見えるけど、フックの部分の中心が少しずれているので、Tシャツなどを通す時首のところが伸びないように出来ている。
肩が紐の服などは窪みに肩紐を入れるので落ちる事がない。内側に吊る用の紐が付いているスカートやズボンなども落ちない。
タダだし、増えすぎたらクリーニング店に持って行くと回収してくれるのでエコだなと思ってる。
いい事ばかり。
コロンはハンガーを使って干したものはそのまま取り込んでクローゼットに入れるのだけど、それが「楽する主婦の家事のズボラ特集」みたいのにあったので驚いた。(ずいぶん前の話です)
コロン、ズボラだった。うん。当たり。えへ。
そして爪切り。
コロンの手の爪は脆くて途中で割れてしまう。なので爪の形を整えるのはヤスリを使っています。足の爪を切るのは、25年くらい前に旦那様が出張で行ったシンガポールで買ってきたニッパー。
シンガポールでどうしても爪を切りたくなった旦那様。「薬局を見つけて爪切りを探したけど、全部凄く高くて赤ちゃん用しか買えなかった」と。
赤ちゃん用って言ってるけど、小さいから赤ちゃん用と思ってるだけじゃない?これ、たぶんトラベル用だと思うけど…
そんな事でうちにきた爪切り。切れ味が良く、小さくて扱いやすい。
ささくれや、キズで皮がめくれたところなどもパチンと切れる。
足の爪は、この爪切りで大まかに切ってから、ヤスリ形を整えています。
ニッパーに慣れると普通の弓形の爪切りは使いにくい。狙ったところがズレるというか、弧の反対側が邪魔。
小さいのが良いけれど、小さいが故になくなりそう。大事なので無くならないように気をつけています。