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待ち合わせ

急なデート会(仮)です。ちなみに付き合い(仮)をはじめて3日目の出来事です。

デート。すなわち異性との交流だ。これは非常事態だ。俺みたいながち陰キャ&彼女いない歴産声を上げてから今まで。つまるところ異性との交流は「初」なのだ。


今日俺は初めて「デート」というものを体験する。世の中の雄は大変喜ぶことなのだろうが、俺には喜びよりも緊張の方が強い。汗が身体中の全水分を使い果たしそうなほどに。


当然昨日は眠れなかった。デートの神様が


「今夜は寝かさないゾッ☆」


と夢で語っていたくらいだ。


まぁそんなわけで初デートをするのだが服装は大丈夫だろうか...あまり外をでない俺は服にもあまり興味はなく今までユニシロで安いものしか買っていなかった。呪っておこう。


結局昨日の夜俺の部屋に来た妹の由実に事情を説明して(異性と遊びにいくとはいっていない)俺が持ちうるすべての服で最適な服装をコーディネートしてもらった。


さて、そんなことを考えながら歩いていると待ち合わせ場所についた。分かりやすい大きな駅集合ということになっている。


時間は10:00だからえーと....今は9:06だから、ん?早すぎた,..?


まぁ校内1の美少女と仮とはいえ名目上はデートだからな。心が浮き立ってたのかもしれないな。一週間だけだが楽しむとするか。


にしても、あと50分どこで時間を潰そう。真面目そうな相沢さんのことだし待ち合わせ5分前とかにきっかりきそうだしな。近くの喫茶店でモーニングティーでも飲んどくか。


おっ、こんなところにス○バ出来たんだなぁ。

久々の外出だし、ちょっと高いコーヒーでも飲むか。


店内に入った俺がまず目にしたものは店のメニュー。キャラメルフラペチーノが俺の脳を攻めてくる。駄目だ....金が昇天しちまう...今月は残りすくねぇってのによぉ。


はぁ、相沢さんが驚いた顔でこっち見てるしよぉ。まったく、これだからキャラメルフラペチーノは....


ん?おい、まてまてまて。何故相沢さんがここにいる?


「あ、相沢さん?」


「う、うんそうだよ私、おはよう」


「え?こんなに早くどうしたの?待ち合わせはあと40分くらいあるよ?買い物?」


「えっと.....一時間前集合がふっ、普通でしょ!?」


「いや、全然普通じゃねぇから...」


どうやら相沢さんは俺の予想を12倍ほど上回っていたようだ







一時間前集合が当たり前だよね?(洗脳)


面白かったら評価などよろしくお願いします!

次話への励みになりますので!

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