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相沢さんお借りします(?)

相沢さんの下の名前の読み方は「さゆ」(咲優)です。

「はい?」


「あの、ほんとにごめんだけど!一週間付き合ったふりしてほしいの!」


「あの相沢さん?くーるだうんぷりーず....?」


「すぅー.....広田君無礼を承知で申し上げます。私相沢咲優と一週間のお付き合いをしていただけませんか?」


確かに落ち着いたね?でもね?言葉は本物のそれだったよ...?


「え....」


「私では駄目ですよね.....」


そんなこといいながら上目遣いしてくる。斜め45度最強。くっ、これで断れる雄なんておらんやろ!神はなぜ全員に平等を与えないのだろう...!


「そんなことないんだけど、むしろ相沢さんがいいのか?俺なんかと付き合ってるみたいな噂がたったらきついでしょ?」


「私は全然大丈夫なの!ありがとう!付き合ってくれるんだね!あっ一週間!」


一週間が後回しに聞こえたのは気のせいではないのだろうか、いや気のせいだろう。


「じゃあ、早速だけど連絡先交換しない?」


「あぁ、うん、よろしく」


「一週間宜しくね!」


「ちょっと待ったぁ!何故一週間付き合うことになった!」


「えっと、やっぱり私では不服ですよね....」


「そういうことじゃないよ!むしろ相沢さんほどの可憐な人が彼女とか正直嬉しいだけじゃ表せないくらいなんだけど!」


「はぅ...」


なんか顔赤くしてる。俺なんか怒らせるようなこと言っちゃったか...?でも、それとは違う気が...


「一週間付き合うことになった理由が聞きたいんだ。理由なしに付き合うとかあんまりよくないと思うんだよ」


「そっか、そうだね、ごめんなさい... 」


「うん、全然大丈夫だよ。」


そういって相沢さんは理由を説明した。どうやらさきほどゲームした友達が話を大きくして事情はどうあれ一週間付き合えってことになったらしい。ちょ、ほんとに友達かよ

だから女はこえぇ....


「そういうことなら俺であれば全然大丈夫だ」


「ありがとうございます。広田君はやはり優しいのですね...」


「優しいって、普通のことを,...いや、罰ゲームで付き合うって普通じゃないよな....」


「お互い戸惑うかもしれませんがよろしくお願いしますね!」


「おう、こちらこそな」


それから俺の、いや俺らの一週間が始まった。

一週間も夢を見れるのか


面白かったら評価などよろしくお願いします!

次話への励みになりますので!

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