健全な(?)男子高校生にこれは難しい
「なんでこうなった.......」
降り注ぐ光熱の下に佇む俺は1人呻き声をあげていた。
~2時間前
「はぁ、暑いなぁ.,..」
「さっきよりも暑いよね.....」
あのあとキャンプ場に着いた俺達は早速テントを立てるべくテント立地場所まで足を運ばせていた。
持ってきたテントは二組。1つが心晴とその母用で、もう1つが俺と心晴の父用だろう。
早速テントを組み立てていくがなんとも暑い。
地獄.....まじでなんで俺ここにいるんだろ。
あー、氷菓くいてぇ.....
「はい、二人ともお疲れ様!これをどうぞ」
「あ、お母さんありがとう!」
「あ、ありがとうございます!」
心晴の母が水をもって来てくれた。聖女だ.....美味しい.....もう作業したくない......
「あ、そういえばテントだけど」
極上の水を口に加えたまま話をする。テント?あ、寝るテントを決めんのかな?
「?どうかされましたか?」
「巧樹君は誰と一緒のテントに寝る?」
あー、やっぱりね。てか、まだ決まってなかったのか。てか、俺が決めていいの?心晴指定しちゃうよ?.......後で閻魔様にしごかれるからやめとこ....
「え?俺ですか?あーそれならーー」
「巧樹は私と一緒に寝る!」
「「え?」」
口に加えていた命の源は儚く蒸発されていったとさ
~回想終了
とまぁ、こんなわけで心晴と一緒のテントに入ることになった。.....とまぁじゃねぇけどな!
「はぁ....」
「う....ごめんね?」
「謝るならあんなこと頼むなよ.....」
「だって、巧樹と一緒の方が安心するし....」
おい、だから斜め45度やめい。俺が死ぬ、殺される、あの世いきの三拍子になっちゃうから
てか、可愛いこと言うなこいつ....だが俺は他の男子とは違う。こいつの親戚なのだ。だから決して今までの苦労を水に流すだけでなく鼻を伸ばすわけではない。俺は紳士なんだよ。
だから鼻がのびているのはきっと気のせいだ。そうだろう?ピノキオ君
てか、親より俺?さすがにお母さん方かわいそうすぎじゃありませんかね...?
「はぁ、まぁ決まったことは変えられないし、しゃぁねーな」
「ありがと!」
というか、こいつが俺と寝ること事態を提案しただけならまだ良かったんだ。だって普通の親なら可愛い娘を親戚とはいえ同年齢の男子高校生と一緒に寝かせようとはしない。しかし
『あら、まぁ心晴がいいんだったら別にいいわよ?巧樹君を困らせないようにね!』
と言われてしまった。もっと警戒心ないんですかねぇ.....それとも俺が男として見られていないのか?.......それはないよな。だってさっき俺のこと男前って言ってくれたわけだし.............
...................さて、夕飯の準備しますか。
おい、巧樹!ずるいな!羨ましいんだけど!
幸せになれよ.......
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