帰り道【ウィメン】
今回は中身薄そうです...
申し訳ありません
「咲優ちゃん、今日はありがとう!」
「いえ、こちらこそ教えがいがありましたよ」
巧樹君たちと別れて今は室田さんと共に帰り道を歩いています。
...巧樹君と二人で帰れるチャンスだったのに...
「それでさ、二人で勉強してたってことはやっぱり進展してるの?」
室田さんがいきなり質問してきました。
「進展...少しはしていると思いますが...」
1年生の頃から交流のあった室田さんはなんと巧樹君の幼馴染ということで私が巧樹君をこの学校で見つけた時に私の恋のことを伝えていたのです。罰ゲームとして巧樹君に近づくのを考えてくれたのも室田さんです。
「まぁ、巧樹は変に鈍いとこあるからね...」
「ええ..」
そうなんです!巧樹君は普段は普通なのに私がどれだけ迫っても鈍い反応しかしてくれません!まぁカッコいいんですけどね!
「巧樹はモテたいって割と昔から言ってるんだけどなぁ」
「え?そうなんですか」
初耳です。これからはもっと努めましょうか。
「まぁ巧樹は鈍いけどその分無意識な優しさがあるし、顔もそんなに悪くないからね。由実ちゃんも可愛いし!」
えぇ、かっこいいですとも...!
ん?由実ちゃん...?
「由実ちゃんって誰ですか?」
「あー、巧樹の1個下の妹だよ。私たちと同じ高校だし咲優ちゃんも見たことあるかもね!」
「あぁ...妹ですか..」
ふぅ...彼女さんかと思ってビックリしました...
「もしかして、由実ちゃんが巧樹の恋人だと思っちゃった!?」
なんでにやにやしてるんですかね
「一瞬、そう思いましたが、妹と聞いて安心しました。」
「まぁ、誰も咲優ちゃんには勝てないと思うけどね...」
「そんなことないです!込山さんとは一番仲がいいですし!」
「んまぁ、それは親戚だしね..私も小さい頃からこのちゃんとは遊んでたけど巧樹ともスッゴい仲良かったし」
「思いでは負けません!」
「あ、そういえば小さい頃は良くこのちゃん、巧樹と結婚するって言ってたなぁ」
「ま、負けませんよ....?」
「私の予想だとこのちゃん絶対GWに巧樹の家に遊びに行くと思うんだよね」
「うぅ...」
「そ、そんな泣きそうにならないで!咲優ちゃんも遊びにいけばいいじゃん!」
「巧樹君の家知りません...」
「じゃあ、私が連れていくから!」
「作戦を練りましょう」
「あ、うん」
私は努め尽くすと決めたのです!
行事が詰まっているため毎日投稿がもしかしたらたまに2日や3日になるかもしれません...
すぐに毎日投稿できるようになるために行事を早く終わらせます!
面白かったら評価などよろしくお願いします!
次話への励みになりますので!
感想もほんの一言でいいのでどしどし受け付けています!