告白
二年生になって一週間がたった。
授業はいきなりなにそれ美味しいの?状態になっている(理系)
でも、二年生初のテストは実力テストで厳しいし、なによりGW明けだ。だから、それなりに授業をちゃんと聞いている。
そんなこんなで過ぎていった新学期最初の一週間。普通なら初めて同じになるクラスメイトと親睦を深めてたり、部活動で後輩ができたり、そんなこんなで恋人作っちゃったり...
だが、クラスメイトを全員把握しきれてなく、帰宅部で暇で平凡な俺は普通おぶ普通の生活だった。まぁ、俺だし!しょうがないよね!陽貴みたいに彼女なんていねぇしよ...
「あの、広田君....?」
「ん?どうしたんでさぁ..相沢さん!?」
そこにはコードネームMEGAMIがいた
「わっ、ビックリした~急に驚かせないでください」
「こっちのセリフだよ.......」
「ふふっすみません。あ、急にすみませんが、今日の放課後相談事があるので教室に残っててくれませんか?」
「ほんとにいきなりだな.....」
「では、お話はまた後で」
そういって相沢さんは友達のもとへ去っていった。ほんとに急すぎるだろ。夢か?
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放課後になってしばらく教室に残っていると、
俺と相沢さんの二人だけになった。
「それで、相談事ってなんだ?俺はいたって平凡だし相沢さんみたいな人の相談事なんてとても聞けるとは思えないけど」
「.....好きなので付き合ってください」
「は?」
やっぱり、夢の中だったのかな?
「ごめん俺の耳そんな悪いはずじゃないんだけど今は聞き取れなかったんだね、それでなんていったんだい?」
「好きなので付き合ってください」
おれはせっかく幻聴だけで終わるつもりだったのに.....
「広田さんちょっとこっちへ」
相沢さんが俺を招いている。なんで...?
急に学園トップクラスの美少女に告白されたと思ったら次には近づけって?いや怖すぎる
(状態異状LEVEL-5麻痺)
不安を募らせながら近づいていくとそっと相沢さんの可憐な口が俺の耳に添えられて
「罰ゲームなので」
告白されてみたいよね?
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