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やはり心晴は心晴だ

「あ''ぁ''あぁ!、!!」


「ひゃぁ、怖いね」


お化け屋敷での定型フレーズはまぁ『怖いぃ~』か『ひゃぁ!?』だろう。


その二つを見事に2つも使っているのだが隣人の親戚は全く驚いている様子はない。棒読みにも程がありすぎる。むしろ、俺の方が少し怖がってるくらいだ。


ほら、もう終わっちまったじゃねぇか。


心晴の陽性度は人が演じるお化け屋敷程度ではぶれないらしい。某小学生探偵の世界でも生きていけるかもしれない。今度山奥の廃屋にでも連れていってみるか。

あ、俺が無理でした☆


「心晴って昔からこういうの得意だよな...」


「まぁね!遊園地は私の独壇場だよ!」


実家のような安心感


「普通だと心晴みたいな普段明るい人はこういうところで怖がるって言うギャップがあるはずなんだけどな」


「私に通用する小道具が存在するとでもぉ?」


こいつさりげなくお化け屋敷を小道具って言ったよな...ゴーストさん申し訳ない...

進化したら足がつくからさそのときは追いかけて怖がらせても構わないんだよ?もちろん心晴をね?俺は駄目だからな...?


「心晴はどうやったら怖がるんだ...?」


「...小さい頃一回怖くて泣いたことあるんだけど巧樹は覚えてないかぁ...」


「えっ!?嘘!」


おいちょっと待て4/1はこの前終わったばっかりだぞ?お前だけタイムスリップでもしてるのか!?


「そ、それって俺も知ってることか!?」


「遊園地に誘ったときより何倍も食い付きがいいね...」


当然だ!心晴を怖がらせるためにも大切な情報じゃないか!


「まぁ、それは後々思い出してもらうとして」


「教えてくれないんかい!」


「なんか悲しくなったなぁ。ご褒美欲しいなぁ」


うわぁ...でたよ。昔から機嫌直すためにこちとら氷菓をいくつ買わされたことか...


「はぁ、しゃぁねぇな、アイス一一」


「あ、買ってもらうのはやめようかな。やってほしいことがあるし」


「え?それってタダ...?」


「まぁ、巧樹に出来たらの話だけどね」


な、俺にできないかもしれないことだと...?

ふっ、やりがいがあるってもんだ


「何をすればいいんだ?今日の俺は最高にテンションが良一一」


「頭、撫でて?」


「さっきの俺何してるの....」


ドッペルゲンガーでも現れたか?拝啓つけとかないと...あ、敬具忘れないようにと


「ふふっ、巧樹には無理一一」


「遠いから、ちょっと近づけ」


「え?」


恥ずかしい。いくら親戚だとは言え、俺らの見た目をみてみろ?とても血縁関係があるとは言えないよな。おまけに俺はO型だが心晴は陽キャに相応しいA型だ。まず生きてる世界が違う。いや、地球にすんではいますがね。


まぁ、心晴の色素の明るい髪は一応撫ではしたが


「~~っ!!////////!!!!」


ぉワット...蒸気機関が出来た...


「これでいいのか?」


「う、うん!...ほんとにやるとは...」


俺たちは気付いていない。周囲の利用客は一種の野次馬のようになっていることを...








頭撫では流石にいきすぎたか...

まぁ咲優にもしますけどね()


面白かったら評価などよろしくお願いします!

次話への励みになりますので!

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