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誰が為にRT企画はある 書き手編

 さて、今回のテーマは【書き手がRT企画主をするメリットはあるのか】です


 前回、私は「勉強として」RT企画をするつもりはない。と話をしました。

 それでもあるのか


 結論から言えばメリットはあります。

 大きく分けると3点のメリットがあると考えます。


1:自分の名前を知ってもらう


  現在、小説家になろうでは80万人以上の方が登録され、作品は40万以上存在します。

  貴方という書き手は80万人のうちの1人です。何の営業活動もせずに貴方の名前・作品を認知してもらうことはまず無理です。

  モブキャラAである貴方が、この「なろう」界隈で生き抜くため 小説を読んでもらう為には、1にも2にも、営業です。

  そして、このRT企画はどんなモブキャラにでも均等に光が与えられる絶好のチャンスなのです。

  なぜならば、貴方と同様に多くの書き手も読み手に飢えています。飢えた書き手に、「RT企画ですが貴方の作品を読みます」と温かい手を差し伸べる貴方。

  はい。そこで、相手の「脳」には貴方の名前が記録されました。その瞬間、貴方はその人にとってただのモブキャラAから、RT企画主のAさん。(何か書いているらしい)とクラスチェンジしました。

 

  そういう営業的側面では、RT企画というのは貴方の名前を売る絶好の機会です。

  是非、自分の名前や作品を知ってもらいたい! と思うのであれば、RT企画という選択肢は良い選択肢だと思います。


 (ただし、読者が増えるとは限らない)


2:三多 のうち2つができる。


  みなさんは、物書きの三多をご存知ですか?

  文章の上達するための3つの秘訣 ①よく読み ②よく書き ③よく推敲する(引用 外山 滋比古 著「思考の整理学」)の事です。


  もし、RT企画をしようと思うのであれば、「コメント希望の方はコメントをしますよ」と一言入れてみてください。その瞬間、貴方は嫌でもこの三多をしなければならなくなります。


 RT企画でコメントをするという事は、読み手の視点 書き手の視点 という2つの視点を用いて相手に情報を与えることを意味します。


 どのキャラの動きが良いか。風景描写はどうか。どの部分が心に響くか。どの表現を変化させたら伝わりやすいか。自分ならどう書くか等々

 そのように相手の作品を「よく読む(①)」事で「よく推敲(②)」しなければならなくなります。

 この場合、紙に書く(②)事が出来ればより良いでしょう。

 そうして、練り上げられたコメントは、きっと書き手が欲していた情報に結びつくのではないでしょうか?

 情報は貴方だけではありません。文章を多角的に思考する癖が少しついたのではないでしょうか?

 一度に多くの作品を読み込むのはRT企画だから出来るのだと思います。こんなに三多が出来ることはありません。

 書き手で文章の伸び悩んでいるならば、是非、チャレンジしてみてください。


(同著より、推敲はOKだけど、書き手は編集に没頭しないほうがいい。という一文もありました。編集をすることで、自分が書いた気になるからです。)


3:上には上がいる。

  井の中の蛙大海を知らず。されど空の深さを知る。 と言う諺があります。

  文章を書いていると、自分一人の世界に浸り、のめり込む時ありませんか? 特に筆が乗っている時などは、のめり込みすぎて、他人が見えなくなります。

  このRT企画を行った際、私がまさにそれでした。で、実際に97作品読むと、自分がいかに下手くそで、自己満足の世界にいたのか。と言うのが痛感させられます。「こいつには敵わない」そう思える作品も多々ありました。

 その一方で、自分の色、個性について考えさせられました。

 あなたの個性は何ですか? そう問われた時に即答は出来なくとも、ニュアンスが伝えられたらいいですよね。

 自分を振り返りたい。 自分の個性を見つめたい時、そんな時は是非RT企画にチャレンジしてみてください。

 ランキングやpt、評価には現れない物が必ずあります。



さて。RT企画のメリットを多く上げましたが、デメリットもあります。

自分の作品に宛てる時間が少なくなる事です。

本当に削られます。時間はお金で変えない性質のものです。RT企画にはメリットもありますが、取り返しの付かない要素も含んでいます。

貴方がRT企画をするかどうか。

「ワーク・ライト・バランス」に則って考えてみてはどうでしょうか?

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