表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
23/31

第23話:選ぶということ(ユカ先輩視点)

静かな夜の帰り道。

ヒロトの告白が、心の中で何度も繰り返されていた。


(まっすぐだったな……あの目も、あの声も)


あの告白が、嘘じゃないとすぐに分かった。

誰よりも真剣で、誰よりも不器用で、でも……誰よりもあたたかかった。


けれど、ユカの心はまだ揺れていた。

タカトのことを嫌いになったわけじゃない。

彼にも愛された。尊敬もしてる。今でも、大切な人。


だけど、今、自分の胸に残っているのは――ヒロトの言葉だった。


(好きかどうかなんて、分からない。まだ怖い)

(でも、私も……あの気持ちに応えたいと思った)


家に着く頃には、空には星が滲んでいた。

スマホを取り出し、画面を見つめる。


“ヒロトくん”


その名前をタップしかけて、指が止まる。

深く息を吸って、思い直す。


「まず、自分の気持ちを整理しよう」


答えを急がない。

誰かに選ばれるんじゃない。私は、自分で選ぶ。

そうじゃなきゃ、どちらにも失礼だから。


でもひとつだけ、確かなことがあった。


――ヒロトのことを、もっと知りたいと思っている自分がいた。


▶︎ to be continued...



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ