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専門家

 やはり結界関係は本当に時間を狂わされる。

 何時間も居た感覚だったのに、ずっと居たと思っていたのに、実際の時間は夜の8時過ぎだ。

 スマホを確認していれば、もう少し時間感覚があったのだろう。

 学院に出たのは3時半頃、着いたのは4時半過ぎで修行が終わったのは7時半位と考えると、やはり時間感覚がおかしい。

 一度家に帰りたいと思っても、怪異だったなな子に対して見て貰わないといけなくなった。

 そして何より冬美也が連絡を取ってすぐ、冬美也の父から仕事も終わったからすぐに連れてくるよう言われた。

 今、日向が待ち合わせの場所に向かってもらった。


 着いたのは何処にでもある駐車場だ。

「冬美也、ここでいいのか?」

「間違いない、ここだ」

 駐車し、皆が車を降りると誰かが待っていた。

 眼鏡を掛け、少々長くも肩より短い黒髪の男性だ。

 冬美也はすぐにその人物に駆け寄り言った。

「親父!」

 冬美也の父親だ。

「冬美也、こんな時間にごめん。やっぱり大丈夫と思っても怪異的なモノは判断しかねるから、一応ね?」

「いや、それよりも仕事大丈夫かよ?」

 自身の父より仕事を優先するなんてどう言った仕事なのだろうと光喜は声を掛けようと思ったが、ここはまず親子の会話が終わるまで待つ事にした。

 ただ、冬美也の父親は息子に言いながら、こちらにやって来て自己紹介を始めてくれた。

「今日は緊急時も人足りてるから大丈夫。それと、初めましての子もいるから、冬美也の父、総一(そういち)•神崎ですよろしく」

 手を差し伸べられ、光喜も自己紹介しつつその手を握った。

「初めまして、如月光喜です」

「うん、息子から聞いてるよ。同じ日に引っ越して来たの」

「はい、冬美也にはいつも色々お世話になりっぱなしで」

「いやいや、ウチの息子も彼女出来てから大人びちゃって」

 なんだか優しい人と言ったイメージで、冬美也の瞳と同じ緑だ。

 息子の話になって、すぐさま息子本人が止めに入った。

「おい、やめろ、その為に連れて来たんじゃないぞ」

「分かってるって、えぇっと、この子?」

 総一が屈んだ所になな子がいた。

 本当に見えている様だ。

「そうです」

 総一はそのまま話を続ける。

「珍しいね、この子、何処かの地域に住んでる神様だね」

「神様?」

「んー、土地神様って知っている?」

「その土地に住まう神様ですよね」

 光喜はなんとなくだが分かっていた。

「そうそう、言い方いっぱいあるけど、土地神様なら皆知っているからそれで通すね」

 話について行けるよう詳しい話は置いて、理解出来る範囲だけで続けると、冬美也がその話に疑問を持って言った。

「でも、親父? 土地神様がその地域に離れたら土地廃れるんじゃないのか?」

「んー、どうだろう? 土着信仰は大分衰えると田畑にはあまりよろしくは無いし、離れると神様自体にも影響あったりするからなぁ。でもこの子は元気だし、土地神だけでなくって何かご利益のある神様なのかも」

 なな子の懐き具合と不思議な位元気なのもあり、きっとそれだけでは無いと何か別のモノも司っていると総一は見た。

「信仰する神社とかの神様でもあるんです?」

「たまにいるんだよ。併用して頑張ってくれる神様。でも、どうしてここに?」

 総一がなな子を離すとすぐに光喜にくっ付いた。

 管理者達から見ると、ニュートンがヤキモチを焼いて、引き離そうとするも、なな子には見えないし、触れない為無意味な行動を取っていた。

 同時になんて説明すれば良いのかと、後ろのジャンヌと日向は頭を振る。

 それもそうだ、光喜以外は皆解決後に入って来たのだ。

 こうなると、やはりザフラとアミーナにも来て貰いたかった。

「話せば長いんですが、怪異に引っ付いてた神様で……」

 怪異が付いていたと言われ、総一が困惑して聞き返した。

「えっ? どういう事?」

 流石に光喜だけではどうにもならないと悟って、代わりに冬美也が話した。

「オレも知らない。ただ、前に中等部連中と夏休みの時に怪談話で盛り上がった時に、名無しの子の怪異の話になって、その怪異だと思うんだけども」

「あぁ、前に行った事あるけど、この子もその怪異も居なかったけど?」

 一度行ってはいるようだが、怪異と出会わなかったようだ。

 理美が話に割って入ってきた。

「総一さんは何処まで行ったんですか? と言うか、あの怪談ネタの怪異って確か4、5年位前ですよね?」

「確かね、怪異の話が出る前、僕が行ったのは実際にあった事を知って十数年後で、聞き込みして行ったら最後の情報が山の方へ逃げたって言う話だから、餓死したか熊に襲われて亡くなったかの2択で山まで行ったんだよね」

 今では懐かしい思い出とばかりに想いに耽る総一に対して、光喜はそんな軽いノリで良く思いついて行動して、無事に生還したなと思った。

「よく山で遭難しなかったですね」

「知り合い多いと大丈夫だよ。危ない系はボコってなんぼって言う若気の至があったし」

 ニコニコ笑顔な総一に対し、息子である冬美也は冷静に返すも、全く懲りていなかった。

「それでクネクネに襲われて寺の坊様にめちゃくちゃ怒られて良く無事で治ったよ」

「いやぁ、その後治し方教えてもらったから、もし誤って見ても大丈夫だよ」

「誰が保護するんだよ!」

 そういえば、ジルがディダに治してもらったが結局白澤に医療費取られてたなと光喜は思ったが、口には絶対しなかった。

「分かってるよ、ごめんごめん。話戻すけど捜索したけど結局見つけられなくて、どこの地域だったかな?」

 必死に思い出そうとする総一を見て、理美はここじゃないかと思い言ってみた。

「辻岡ですか?」

「いや? そこは行ってないな。なんでそう思ったの?」

 だが、それではないと言われ、どう言えば良いか悩べば怪しまれると感じてそれとなくこう言った。

「なんとなく、です」

 疑う目は無く、総一もそこは流して話を続けた。

「そう? 僕が着いたのは先田ってところで話聞いたけど、集団幻覚して警察に迷惑掛けた連中って言う話で終わっちゃってね。その後行ってないんだ……てか、それがこの神様にくっ付いてたって事なんだよね?」

「はい、そうなんです。怪異とかもう付いていないという事で良いんですか?」

「うん、綺麗さっぱり、消えてるみたいだけど、よく消えたね?」

 ここで、どうやって消したかをどう言えば良いのだろうと全員固まった。

 理美が来て、自身の自己紹介したらなな子がくっ付いて消えたなんて驚かれるだろうし信じてくれなさそうだ。

 ふと、光喜がある事を思い出す。

 そうだ、あの時アザラシもどきが食べた事で危害を加える様な危険な怪異を食べてくれた事でまがい物と分離し、ただの生き霊となった事で無事で済んだのだ。

 それを大きな声になってしまったが伝えた。

「あ、アザラシもどきが食べたんです!」

「アザラシもどき?」

 総一が意味の分からない事を言われ、頭を傾げた。

 次の瞬間、アザラシもどきが地面から飛び出し、理美がそれを抱えて見せた。

「これ、もぎゅたん」

「もぎゅー!」

 それを見た瞬間の一言。

「ド○ー⁉︎」

 まさかのポケ○ン呼びに冬美也も違うそうじゃないと言いたげに言った。

「親父、よく見ろド○ーじゃない。アザラシだ。手って言うかほら、モグラみたいな手だし、土の中を動き回るんだ。一応こいつなりにコンクリートを直す力あるから通った後も直ってるみたいだ」

 理美がそっとアザラシもどきを元に戻すと、土に潜って顔だけ出した。

「ディグ○⁉︎」

「良い加減にしろ親父!」

 冬美也に怒られ、漸く落ち着いて総一はアザラシもどきを持ち上げた。

「ごめんってば、んじゃちょっと見せて……なんか、ちょっと、んー」

 見た目はゴツゴツした、まさに石みたいな感じなのに、実際触ると思ったよりふかふかな弾力に、重くも無かった。

 しかし何故か眉間に皺を寄せ、なんだかとても機嫌が悪そうだ。

「どうした親父?」

「いや、なんか凄い何かと言うべきなんだけど、妖とか神様とかのベクトルが違うし、なんだろう? 後、無性に自分とは相容れない」

 本当に嫌がっているようで、申し訳ないと軽く口にしてアザラシもどきを放した。

「理美に懐いてるんだけどどうすりゃ良い?」

「えぇぇ、まぁ危害加えるタイプではないと言えるけど、あまりお勧めしたくない」

 多分だが、これは総一個人の問題であって、理美には関係ない可能性があったのでその辺はこちらで見ていれば良いだろうと冬美也はそう感じ、次いでとなな子に付いても聞いた。

「なな子はどうする?」

「なな子?」

「すいません、言うの忘れてました。名前欲しがってたんで、適当に付けちゃって、名無しの子から拝借してなな子なんですけど、もっとマトモなの付けたかったんですが」

 光喜としては、なな子ではなくやはり神様らしい名前にすべきだったと未だに後悔していたが、総一は答えた。

「名前は力があるし、この子には丁度良かったのかもしれないね、良かったね。なな子様」

 なな子はとても嬉しそうに満面の笑顔を見せた。

 その後ろではニュートンが恨めしそうに立っていて、日向とジャンヌが笑うのを必死に抑えるのでいっぱいだった。

 とりあえず大丈夫と分かり、日向は話に入って皆を送り届けると伝えた。

「すいません、自分達の事で巻き込んだ感じになってしまい、冬美也君含め皆責任もって送り届けます」

 ところが総一は息子はともかく光喜も送り届けると申し出た。

「いや、冬美也と光喜君は僕が送るよ」

「えっ?」

「だって、冬美也と久々に話出来るし、光喜君はお隣さんだし、学院で何してるか聞きたいしね。理美ちゃんはすいませんがよろしくお願いします」

 親として真っ当な理由な為、断る訳にもいかず、日向は理美とジャンヌを連れて帰ることにした。

「分かりました……?」

 しかし何かが引っ掛かる感覚だけが残ってしまうも、この場を後にする。


 総一は自身の自家用車に乗って、2人を乗せた。

 冬美也は無論助手席だ。

 後ろの席に光喜が座ると何故かアザラシもどきまで乗ってきた。

「うわっ! アザラシもどきが乗って来た!」

「あぁぁ、本当は乗って欲しくないんだけど仕方がない、シートベルトしっかりしてね」

 出発して、すぐに気がつく、違う方向だ。

 少し驚くも、総一はその理由を答えた。

「大丈夫だよ、冬美也や光喜君の住んでるマンションここからだと車で10分で着いちゃうから、で名無しの子の怪異についてなんだけど、あれ、理美ちゃんの生き霊だよね?」

 まさかの展開に言葉を失ってしまい、驚く冬美也に対して総一は凄く冷静だ。

「……!」

「お前、すぐ顔に出るな冬美也。光喜君はどうやって対策したの? アザラシもどきは理美ちゃんに懐いてるって聞いたからきっとその間は追いかけ回されたんじゃない?」

 光喜も言葉を詰まらせ、どう答えれば良いのか分からず仕舞いだ。

「そ、それは……」

 やっぱりと言いながら総一は先程話したその後の経緯を話し始めた。

「別に攻めてる訳じゃないし、本人の前で話すと余計な未練を出しかねない。確かに実際あった事案だから行ったのは本当だ。だけど再度ちゃんと辻岡の地域には行った。勿論一度理美ちゃんと出会った後、日本に用事あった時についで感覚で怪異に付いて悪意が有れば対処しなきゃいけないんだけど、たまたま運良く見つけて理美ちゃんって名前が無意識に言ったら、嬉しかったんだろうね、泣きながら消えちゃったんだ」

「あの時か? 3年位前に学会に呼ばれたからって言って日本に行ったのは?」

「そうそう、丁度近くだったし、怪談話ネットで実際にあった話をモチーフにしては妙にリアルな感じがあってね。そういえば前に行った場所の隣の地域だって気付いて、その地域に赴いた」

「で、どこであったんだよ?」

「うーん、何処だったんだろう? 何処かの空き家の前に彷徨いてたの気付いて、つい、名前言っちゃったんだよね。下手したら襲われるの忘れて」

「襲うんですか?」

「妖もだけど、名前を言っては怒るのも居るから気を付けましょう」

「お、おう」

「で、理美ちゃんにそっくりだったからってのもあるけど、気付いてくれて嬉しかったんだろうね。覚えてくれてたって言って消えた。多分本人に戻ったんだ。生き霊って未練の塊だからね。死んだ未練よりはタチ悪いから」

「……何が言いたいんだよ、親父は?」

「いや、本当に好きならちゃんと一緒に辻岡に行ってやれ、多分もっと先になるだろうけど、そうすれば未練も消えるだろう。生き霊ってタイプは本人しか解決出来ないんだ。認識させる、それしか方法が無い」

「なんでその話今したんだよ?」

「最初は名前一緒のそっくりさんと思ったけど、地域の名前を的確に当てて来た時点で確信、怪談ネットには辻岡の名前無いし、地域ニュースのネットも調べるなんて考えないだろう」

 話を聞いてた光喜はザフラが検索をかけ続け地域ニュースまで辿り着いたのを黙って置くことにした。

『ザフラしてたけど黙ってよ』

 そもそも、自分がいて良い話では無いと最初のあたりで後悔しっぱなしだ。

 あの時無理矢理にでも断っておけばと落ち込むとアザラシもどきがドンマイと言う顔で光喜の足をポンポンと叩いていた。

「まぁ、これ以上話すと光喜君が後悔しちゃうから冬美也との会話はここで終わりにして、この話は理美ちゃんのデリケートな話になるから」

「いきなり終わらせやがった」

 急に振られた為、光喜は声が裏返ってしまった。

「俺に?」

「うん、最近の怪異はちゃんと封印されてたり、あの名無しの子は臆病だからこっちが危害加えなければ大丈夫って事も分かっていたんだけど、なんか君にちょっとだけ邪気みたいなのが付いてたから、何か受けてた可能性があるんだけどもあのアザラシもどきが怪異付いてたなな子様をそのまま食べたのなら、きっと邪気の大元食べたからただの生き霊が付いた状態になったんだろう。でもどうして生き霊がついたんだろう?」

 修行する為に廃ビルで行って帰ろうとしたら何者かに怪異を送られ、結界で動けなくなり逃げ回るしかなかったなんて言えないが、どう修行だけでも違う言い方がないかと考えた末、嘘を吐くしか無かった。

「分かりません、実はちょっと知り合いと肝試しと言いましょうか、何も無かったんで帰ろうとした時階段が消えたと同時にドロドロ赤黒い物体が人の子供の形で追いかけ回されて、覚えていなかとか言ってたから、知り合いが必死に調べた時に名無しの子の怪異が出て、対策が無くって覚えていないかと言うことで、知らないので逆に聞き返したら、動きが鈍くなって、名前を言ったみたいなんですが、何もきこえなくって、そしたらアザラシもどきが食べて吐き出したら、その生き霊にで運良く離れた為今のなな子になりました」

 一通り話きり、聞き取った総一は最初に出した言葉はコレだった。

「肝試し絶対ダメ! 何事もなくても後日悪影響出る事も多いから!」

「うっす、今後気を付けますし、行きません!」

「ならよし」

 途中から変な意味の分からない会話になってしまい、冬美也は思った。

『なんだこれ?』

 冷めた目でずっと2人を見ていて、すぐさま総一が話だした。

「それは完璧な悪意によるものだ。君が咄嗟の判断のおかげと聞こえなくて済んで本当に良かった、前に言ったけど怒る妖とかも居れば、取り憑く奴も居るからね」

 怒らせるよりもっと危険な行為だったんだと気付き、光喜は鳥肌が立った。

「ひぃ! 本当に聞こえなくて良かった!」

 話はしないが冬美也はずっと心で突っ込む。

『今言うのかそれ?』

「うんうん、きっとなな子様が聞こえないようにしてくれたんだろう。感謝しようね」

「でも、なんでなな子はあの怪異と言うか生き霊がくっ付いてしまったんだ?」

 憶測として総一は話をした。

「臆病な怪異として正体は生き霊、きっと悪意に気付いて逃げたんだろうけど、なな子様の祠か何処かの近くで身を潜めたら捕まったんじゃないか? それともたまたま優しい神様だったから悪意さえなければ、普通に地縛霊でも放って置くし、その時に住み着いたのを利用されて両方捕まったか……或いは」

「或いは?」

「なな子様自身が危険を察知して、敢えて生き霊に身を潜めたのかも、上手く行ったから、元の姿に戻れたと言うべきだね。でも力も無くなって消えそうなのを光喜君のお陰で力が戻ったとも言える」

 最後の話が1番憶測として筋が通っている分、なな子は相当力が失っていた可能性があった。

「そう考えると、付ける暇無かったんですね」

「うん、でも気に入ってくれて良かったよ」

 なな子も嬉しそうにくっ付いてきて、光喜は頭を撫でてあげると、ニュートンのいい加減にしろと不機嫌マックスになっていた為、これではニュートンがストレスでおかしくなる。

 それだけは困るので、少し総一に相談してみた。

「あ、あの、なな子にとって1番落ち着く場所って何処かありますか? 自分のマンションに連れて行ってもいいですが、それだと見える人も住んでいたら怪奇現象扱いされても困るし」

「確かに、でもこの辺色んな神様住んでるからなぁ、色々連れ回してなな子様の気に入った場所に住まわせてあげればいいんだけど」

 なな子自身が気に入った場所で他の神様と喧嘩しないが1番だろう。

 総一も悩んでいると、光喜のバイトが決まっているのを知っている冬美也はある事を思い付く。

「今度、バイトするんだろ? その時に連れて行ってみろよ。一応商売の神様とか飾っていると思うけど、住んでいるかはまた別だから」

 光喜はそのアドバイスに乗った。

「成る程、来週の月曜日連れて行ってみます」

「うん、そうしてあげて」

 そうして自分達の住むマンションに着いた。

 もう午後の9時過ぎ、こうして長い1日は終わりった。

 ニュートンは月曜日までストレスが掛かる数日を過ごす事になる。

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