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根源と解決策

 それから何時間居るか分からない。

 とにかく距離を置く事と怪異を放った何者かを確認しようとするアミーナだったが、それをする度に怪異の方が勘付いて近づいてくると言う、余りにも時間が掛かってしまっていた。

 後何より、アミーナもずっと光喜を俵担ぎしているのだ疲れてしまい、休む頻度が増していく。

「このままでは埒があきません。いっそこの怪異の根源となった人間が分かれば良いのですが」

「根源?」

 そういえば、実際にあったと言う未解決の話だと言っていたのを思い出す。

 言葉悪く言えば諸悪の根源である存在を探せば良い。

 探す為に考えるも、サイトには実際にあったとしかなく、それが独り歩きしていき尾鰭背鰭が付き、怪異になった経緯は分かるが、その後が全く無いのだ。

「実際にあったんだ。その後の話さえあれば良かったんだが、未解決のまま捜査も打ち切ったと書かれている。だからその根源さえ分かれば、根源の方が1番強い為、所詮噂程度の怪異だ、どよめき動きも鈍くなったところを突ければ良いんだが……すまん、もしかしたら子供のイタズラとして世間が片付けたんだろう」

 ザフラも幾らその怪異について探してももう手も足も出なかった。

 そこでアミーナはもう一つの手立てを打つことにした。

「尾鰭背鰭が付いたと光喜が言っていたように、覚えているか否かの話で、解決策を投じて納得される噂があれば良いのですが、ここが問題です。このサイトに解決策載ってましたか?」

「……無かった。どこを探しても無いんだ対策が」

 やはり噂の根源となった者が居ても、ノリで書いた当人達は元々の話は未解決な為対策と言うものは存在すらしなかった。

「口裂け女みたいにポマードを3回や綺麗とか言わず普通と答えたりベッコウ飴を上げたりと対策はあるのですが、やはり小さな地域で実際に起きただけあって、対策載ってませんもん」

 どんな怪異にも応急処置とした解決策がある。

 最終的にはちゃんとした霊能者やそれなりのお坊さん等にお祓いをお願いするのが本来の筋だろう。

 しかし今回はその応急処置とした解決策が無い。

 そこでとにかく出る為にわざと嘘の解決策を流布して脱出を試みようとした。

「でも実際に居たのなら、実は隣町の子でしたとか嘘でも流せば噂も」

「消えるでしょうが、周りから大目玉来ますよ」

 未解決の話に嘘を投じたらどうなるか、最初はノリで話題にはなるものの、その隣町にそんな悪戯っ子なんて居ないと万が一発言されたら、炎上して解決策として薄い。

 そもそも関わった事のある警察官も見ているかもしれない状態で嘘は禁物だろう。

 怒られるのが明白な嘘はザフラも分かっていたらしく、落ち込んでしまった。

「それは……困る」

 光喜も実在しているのなら生存している可能性もあるので、もしも生きていたのら謝罪文位上げてくれれば、怪異も動けなくなる様な気もした。

「どうにか、その根源の少女が何者か知れれば」

 結局ネットも限界があり、詳細も無く噂が独り歩きしたのだから、無理からぬことだ。

 アミーナは少し元気になってもらう為にある事を伝えた。

「所詮噂で出来たまがい物の怪異、暴走しても隙がちゃんと出来れば回収出来るので、分離出来ればニュートンにあげますよ」

 無論ニュートンにだ。

 お陰で元気になったニュートンは意気揚々だ。

「よし、やるぞ光喜」

 ずっと考えていた光喜も突っ込むも、ある事に気付き、解決策を講じた。

「現金なやつ、でも一つだけ方法思いついたんだけど、そもそも名無しの子は自分を知っているかを探してるんだから、当てようが当てまいが連れて行かれるってのはミスリードなんじゃないか? 適当な名前や自身の名前を与えては行けないのはなんとなく分かるけど、シカトすれば全て解決って言うのもあながち嘘では無いけど、こんな状態でシカトいつまで続けられると思う?」

「なら光喜ならどうする?」

「怒らせる可能性は大だけど、隙が大きくなる。それに本当にあった事なら、多分自分の名前位言っている筈だ。だけど名前はプライバシー保護で隠されているかそもそもその名前をあまり覚えてなくて伝わらなかった可能性がある。だからこそ逆に名前を聞けば良いんだ」

 確かに聞いては行けないと書かれていない。

「聞くったってどうやって?」

「普通に、その怪異に」

「おい、外すな、下手すれば」

「大丈夫、策は考えた」

 そう言って光喜は目隠しを外して、ある場所に向かった。

 先程重力の練習をした場所だ。

 そこには色が付いた砂だけが残っていた。

 ずずずっ、ずずずっ、這いずる様な音が聞こえてくる。

 怪異がゆっくり踠きながらやって来た。

 その姿はまがい物のせいか、どす黒くも赤くおどろおどろしくも小さな少女のようだった。

「わたし……おぼえ……てない? おぼえ……」

 ゆっくりと辿々しく話しながら光喜に手を伸ばす。

 少女の顔がよく見えず、何が起きるか分かったものじゃ無い。

 光喜は深呼吸して意を決し言った。

「あなたは、あなたは誰ですか?」

 名前が分からない以上そっちから答えて貰うのが義理だろう。

 流石の名無しの子も自身の名前が分からないのか頭を抱えた。

「あっうぇ……」

 とにかく、聞き続ける。

「お名前言えますか?」

 何かがゴボゴボと溢れかえ、液が漏れ出ている様だ。

 それと同時に感情が露わとなる。

「あぁ……あぁ……」

 光喜はダメ押しで大きな声で言った。

「教えてください!」

 名無しの子は声を荒げながらも答えた。

「あぁぁぁぁ‼︎ あ――だぁぁあよ……」

 しかしその名は全く聞こえず、何を言っているかさっぱりだった。

 顔も目も鼻も抉られたような姿で、口も乾き切った感じで、見てて良いものでは無いし、寒気も先程以上に酷くなっていた。

 このままでは瘴気に当てられる、そう光喜は感じた。

「ごめん、なんて言ったのか分からない」

 そして、片手を挙げ振り落とす。

 直後、力の加減と幅はほぼ均等に重力が掛かり、名無しの子は押し潰されるも、必死に耐え押し返そうとした。

「あ゙あ゙あ゙あ゙‼︎」

 金切り声は隠れていたザフラとアミーナにも聞こえ、耳を押さえるほどだ。

 光喜も押し返される感覚が手に伝わり、必死に力を込める。

「今です、2人とも!」

 その合図と共に金切り声を振り切り、2人は飛び出した。

 ザフラも加わって、重力が増し名無しの子は抗えなくなり、アミーナは力を使って何者かを探り、場所が判明し、すぐさまもう一つの異能を使った。

「見つけた!」

 そう言って、何かを掴んだ動作をした。


 廃ビルの外に居た怪異を放った人間は、何かを感じ取ったのだろう。

「ちっ、まがい物を混ぜてもたかだかその程度か、もう少し改良が必要か?」

 ペンダントをもう一度取り出し、何か術を唱える。

 だが、ここで土がいきなり引っ張り上がり、その人間が転けそうになるも、体勢を整え再度唱えようとしたが、既にアミーナの範疇に入っていた。

「もう一発今度はどうだ!」

 アミーナが今度は何かを投げる動作をした。

 大木がその人間に見事ぶつかり、ペンダントを落とし、何かの護符の様なものもちぎれてしまった。

 しかも、普段人が来ない筈の廃ビル付近に珍しく複数の人が話しながら歩いていた。

「まさか、複合型かよ。回収も……不可能逃げるか」

 その人間は渋々回収も諦め闇へと溶け込み消えてしまった。

 一部始終見ていたアミーナは逃げたのを知った。

「逃げたか」

 ザフラと光喜の元へと駆け寄る。

「すいません、アミーナ先輩、これ怪異からどうやってまがい物を回収すればいいんですか⁉︎」

「術も掛けられている可能性もありますので、このまま暫くお待ちください」

 その直後だった。

 いきなり床からあの時と同じ大きな口が名無し子を丸呑みしてしまったのだ。

「あっ! あの時のパックン○ラワー!」

「きゃぁ! 何これ‼︎」

 ザフラが驚いて尻餅をつく。

 あまりの驚きに力が解けてしまい、その反動で口の本体が飛び出してきた。

 全体の形はアザラシ、前足と言うべきか手というべきかモグラの様な形、顔もアザラシにも見えるが、どうやってあの怪異を頬張ったのか分からない。

 だが、ずっともぐもぐと動かしていた口からいきなり名無しの子を飛ばしてきた。

 本来そのままにしてしまうのが普通だろうが、光喜は本能的に飛んで来た名無しの子を抱えた。

「危ない!」

 勢いで抱えたが、その反動も強かったのか転がっていった。

 壁にぶつかって何とか収まり、名無しの子を見ると先程の赤黒い状態が一切なくまるで本当に子供だ。

「大丈夫か?」

「お怪我は?」

 2人が心配になって駆け寄ってくれ、漸く生きている実感が湧いてきたが、同時にそこにいるアザラシの様な存在が気になって聞いた。

「それは大丈夫。というか、そのアザラシ? みたいなの何なの?」

 しかもそのアザラシ、ぺっぺっと必死に引っ掛かった何かを口から出しており、ニュートンとトトがアザラシに近付き見ていた。

「こいつ、まがい物を吐き出してる」

 多分、このアザラシが食べた事によって怪異とまがい物が上手く分離出来たのだろう。

 トトはまがい物が毒として考えており、どの存在もあまり口にしてはいけないようだ。

「そりゃそうでしょうよ、これ妖? 怪異なの? 分からないけど、まがい物はどっちにしろ毒なんだから、あんたも食べすぎちゃダメよ」

「しゃぁねぇだろ、食べないと力も出現も出来ないんだから」

「腹八分目にしなさい」

「はいはい」

 まるで親子の会話をしているのようだ。

 そんな時、結界も解けた事で誰かが上がって来た。

「おーい! 誰か居るか⁉︎」

 その声は日向だ。

 行く前に、loinで連絡をしていたので探しに来てくれたようだ。

 でも、ここの住所なんて教えてもいないのにどうやってと思い、3人はこれも怪異ではと思い息を潜めてしまう。

「もぎゅちゃん何処!」

 今度は理美の声も聞こえて来たと同時にアザラシも鳴き出した。

「もぎゅぎゅ‼︎」

 更にその後から冬美也とジャンヌの声も続けて聞こえて来た。

「あのアザラシもどきが居るだけで、他居ないんじゃ無いか?」

「だと良いがな、万が一イタズラ半分で入って怪異となったまがい物に襲われてしまっては困るし」

 光喜達を見つけた日向の第一声はこれだった。

「あっ、居た」

 懐中電灯やスマホの光で光喜達は照らされ、漸く怪異ではないただの真っ暗だけど月明かりも外から入って来て、普通の世界に戻って来た感覚となった。

 落ち着いた所で、光喜は助けに来てくれた皆に話し掛けた。

「日向さん、冬美也にジャンヌ先輩も、というかなんで理美ちゃんも一緒なの?」

 冬美也が説明した。

「そこの、アザラシもどきが何かを感じて凄い勢いでここに向かって行ったんだよ」

「アザラシもどき?」

「この間、理美と遊びに行った時、歩道の花壇で弱っていたのを理美が助けてからずっとくっ付いて離れないし、オレには甘噛みなのか分からんが色んな所噛んでくる」

 説明終わると、勢いよく冬美也の肩に噛むも甘噛みだろう、痛そうな感じは無く、寧ろ冬美也の方が引き離そうとしていた。

 ジャンヌがある事に気付き、光喜に聞いた。

「と言うか、光喜? 何抱えてるんだ?」

「こ、これは――」

「何者かが放った怪異だ。見た目と内容からしてとある小さな地域で起こった事案から生まれた怪異で、名無しの子とネットの連中はそう言っていた」

 ザフラの説明中に、名無しの子が起き上がり、光喜を見つめていて、あの時の眼球なども戻っており、本当にただの子供だ。

「お名前言える? 教えてくれないと分からないよ?」

 しかし、何処かで見た事のある様な姿に頭を捻った。

 初めて見たのに、会った事のなるとは不思議だ。

 名無しの子は害を成すような素振りもなくポヤポヤして何も話さない。

 そんな時、理美が近付きいきなり自己紹介を始めた。

「如月先輩、嘉村理美です、私の名前は嘉村理美です。忘れずに覚えておいてください」

「へっ? どういう?」

 一体どうして急に改めて自己紹介をと尋ねようとしたら、名無しの子が急に光喜から飛び出し、理美に抱き付いた。

 そこで気が付いた。

 似ているのだ、理美に、どうして似ているのかと考えていると、名無しの子が安心した顔でフワッと消えたと思えば、全く違う姿の子供になってしまったではないか。

 その子供は水干の様な服を纏っているが、明らかに女の子の様な出立ちだ。

「ど、どういう事⁉︎」

 戸惑いを隠せない光喜に対して理美は言った。

「分からん!」

 1番分からないのは理美も一緒だ。

 日向はその子供に近付き観察し、憶測で話をした。

「あの最初の姿は、理美本人の生き霊と言うもので、童の子はそれと一緒に居たけども、何らかの理由でくっ付いたままでいたのだろう。しかも怪異化してた訳だしどっちにしろ早く分離出来たのは良かった」

 だが、光喜はこの発端となった怪異と理美にどういう関係があるのかさっぱりで矛盾しているのもあり、どういうことのかと口にした。

「というか、アザラシもそうなんだけど、それよりもあの怪異の発端は20年から30年も前の実際あった案件ですよ? なんで理美ちゃんの生き霊が? 歳下なのに」

 ここで、冬美也とジャンヌも日向ですら言葉を詰まらせてしまった。

「あぁー」

「ボクからじゃなんとも」

「聞いてはいるがなぁー」

 皆が沈黙を始める頃にはあの童はアザラシと遊び出していた。

 仕方がないので、アミーナが理美の額に触って、過去を覗いてみた。

「ちょっと失礼しますよ……ふぁ⁉︎」

 驚くアミーナの反応に理美も何となく察して濁らせた。

「そうなるよねぇ」

「どうしたんだ、アミーナ?」

「彼女、その怪異の発端原因の根源です」

「は、話が見えて来ないし、根源なの?」

 流石にもう話すしかないと理美は観念して話した。

「なんて言うか、私、タイムスリップした訳では無いんだけど、色々端折るけどアースと出会ったその日、家族だけじゃなく皆から忘却されちゃったのよねぇ。それだけでも怖かったのに、家族や他の人達が警察に連絡しちゃって、幼心と言いますか迷惑かけたから逮捕されるんじゃって別の意味でも怖くなって逃げたし、暫く忘れられたショックで山の中で居て、動物達と暮らしてたらそのままの姿で20年以上過ぎていたと言うべきか何と言うべきか」

「あれは私からしてもトラウマの一つよ」

 理美のアースが真顔であの頃の心境が蘇っていたようだ。

 ザフラですら突っ込んだ。

「どうやったら、歳下になるんだよ!」

「再生した訳でもなく、本当にそのままの姿で暮らしてた様です」

 アミーナも混乱しながらも、本当のようで、ザフラと光喜は固まって困惑した。

『……⁉︎』

 無理からぬ事だと、冬美也も思っていたが、例の童がやって来て、冬美也の肩まで登って頬を抓ったりして遊び出す。

「こらっ! 人の顔を引っ張るな抓るな! と言うか、改めて聞くが名前なんて言うんだ?」

 冬美也は童の服を掴んで問いただす。

 童もそういえばと言った顔で考えるも、名前自体無い様で、冬美也から抜け出して、理美の話で困惑中の光喜にちょいちょいと突いた。

「んっ? どうしたの?」

「名前、欲しいんだと、何が起きてたか分からないが、光喜に恩を感じているようだ」

「この子、怪異だよね?」

 日向も会話に混じって答えた。

「怪異が浄化したと言うべきなんだろうか? まあ、噂の怪異はほっといてもまた生まれるから、その都度やらなければ行けないが、そもそも別の地域の怪異だし、この童は多分怪異ではない何かだろうし、邪気や瘴気も感じられないから付けても大丈夫だろう」

 あの時とは断然寒気も無いので、大丈夫なのは分かっているが、やはり何かあっては遅い。

 経験上で日向は話しているのもあるが、やはり専門家ではない。

 冬美也も万が一も考え、自身の父に見せるのを推した。

「親父が居れば、もっと詳しく見てもらえるから、名前を後で考えて連れて行かないか?」

 光喜はその案に賛成したが、どう名前を付けたものかと考えていた。

「そうだね、色々今考えてるけど、名無しの子でなな子じゃ味気も素っ気もないし……とりあえず冬美也のお父さんに聞きたいな」

 ニュートンの時はどんな愛されし者かで決める気でいた為、少し捻りつつあえてその名前を付けた。

 この童にもちゃんとした名前を付けてあげようと考え、とりあえず安直に言ってみたが、やはりあの時は理美の言う通り根源は彼女として、童には関係無い名前だろう。

 ところがだ、童はそのなな子に反応してしまった。

 嬉しそうにぴょんぴょん跳ね回る。

「な、何? どうしたの? それは名前として――」

 光喜は否定しようとしたが、目が嬉しそうに輝いていた。

 酷く困り果ててしまう光喜にザフラは言った。

「諦めたらどうだ?」

「安直ではありますが、気に入ってしまったようですし、それに総一さんに一度見てもらって、わたくしは会ってバレるのは困りますので、冬美也と2人で見せに行ってください」

 アミーナも何度も冬美也の父の名前を出している為、相当信用が出来る人物なのがよく分かり、冬美也自身も信頼していた。

「後、理美、そのアザラシもどきも親父に見せるぞ」

「ほら、もぎゅたんおいで」

「ぎゅうぅ」

 アザラシも戻って来て、この後はザフラとアミーナは運転手が迎えに来て、光喜は日向の車で一度、冬美也の父に会いに行く事となった。

 

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